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竿が20本、リールが20個 ["フライフィッシング"、って・・・]

このあたりがコレクターではない個人が所持するフライフィッシングタックルの量的な限界のような気がする。

ネットオークションのおかげで使わなくなったタックルをリサイクルする有効な方法ができたので、使うあてのなくなったもので部屋を無駄に占領されることがなくなったのがありがたい。
おまけに自分にとっては不要になったものでなにがしかの資金ができるので、それを元手に新たに興味を持ったものを買いやすくなるのでネットオークションはユーザーにとって願ったりかなったりなシステムだと思う。
これまでは、たとえ新しい道具に興味があっても衝動的に買って試しに使ってみるなんてことは個人的には予算面で不可能だったけれど、ネットオークションで再販することを考慮に入れると、最悪、気に入らなくてすぐ手放すことになったとしても、そこそこの負担でその商品を個人的に製品テストすることが可能になったわけで、これはユーザーにとっては大きなメリットだと思う。

ネットオークションのためにモノが売れなくなったという話をよく聞くが、それは想像力のなさから本質的な部分を見逃しているアホさ加減を自分で公言しているようなものだ。
本当に必要なものならば、誰もオークションに出したりはしない。
いらなくなったから売った、ただそれだけ。
裏を返せば、これまでは売る側がユーザーにとって本当はいらなかったモノを衝動的な魔法に掛けて売り逃げしていたのだ。

世界はユーザーの味方になった。
これまで騙され続けてきた消費者が、始めて自分の武器を持ったのだ。
売り逃げは循環し、結果的に最初にそのものを生産・販売した側の首を絞めつける。

このことを自覚したうえで生産し販売できないものには、おそらく未来はない。


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