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Orvis T3 911-4 Tip Flex 9.5 9' #11 LINE [ソルトウォーターフライロッド]


Orvis T3 911-4 Tip Flex 9.5 9' 6 1/8oz #11 LINE


残暑お見舞い申し上げます。

猛暑が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?


カンカン照りの夏空のもと、
和歌山四国沿岸のシイラ状況は、サイズは下がってきたものの数的には良くなっているようです。
しかし、どうしてシイラって季節の進行と共に型が小さくなってくるのでしょうねえ・・・

"Orvis"の"T3"、現在はその発展型ともいえる"ZERO GRAVITY" (こいつにはボロンも使われているらしい)が登場していますので最新型とはいえないものの、カーボンファイバー単体のレベルでモノ・セラミック・レジン(なんじゃこりゃ?)をコーティングする製法によって製作された新世代のロッドのようですね。

"ZERO GRAVITY"に至っては、"US Army" が"Apache helicopter" のローターブレイドに開発した素材を使ったらしくって、同じ素材が"F-22"や"F-35"にも使われているようです。
・・・って、(@。@;)
それなりに新しい(※ほんとうの最新技術は門外不出よ、もちろん)軍事技術の転用じゃないか!
まあ、確かにカーボンファイバー自体が航空機用素材として開発されてきたのではありますが・・・。

閑話休題
お題の"T3"に戻りますね(笑)


オービス独特の伸縮するリールシート、欠点はネジの部分に水が溜まること・・・(^^;)

「T3は・・・、超高弾性グラファイトの弱点である対衝撃力ともろさを克服して、最新の高弾性グラファイトロッドでありながら粘りのある新感覚のフライロッドです。軽量でトルクフル、しかもタフさを兼ね備えた新時代のフライロッドです・・・(※ティムコカタログより抜粋)」
だそうです。
やっぱりよくわからないですね・・・(^^;)

実際に使ってみた感じでは、この"T3"、
"Tip Flex 9.5"と表示されているように、かなりなティップアクションのロッドです。
少なくとも僕の持っているロッドの中では、いちばんのティップアクションですね。

これをファーストアクションという言い方もするのですが、
このファーストアクションっていう言葉は、
「竿の曲がり方」が、先端よりである。
「竿の持つ反発力のスピード」が、速い。
という、まったく意味の違うのふたつのコトを同時に意味したりしますので、
ここでは「竿の先の方が曲がるアクション」だよ、
っていう意味で「ティップアクション」って書いています。

そして、「ごっつい(大阪弁なんだけど、硬いとはちょっとニュアンスが違います)」ロッドです。

この"T3"、僕にはちょっとよくわからないフライロッドで、
実際に使っていると、硬そうなのに意外に「しなる」、
軽いはずなのにラインを重く感じる、これは特にラインをシュートするときに感じます。
などのフィールがあるんですね。
硬いのか柔らかいのか、重いのか軽いのか・・・、どうも印象が一定しないのです。

また、シイラとやりとりをしている僕の竿を見た友人が、
「カックンカックンって段付きで曲がってるよ、その竿」
と言っておりました。
僕自身は気づかなかったのですが、
曲がり方も、綺麗に放物線を描いて曲がるタイプのロッドじゃないようですね。
意図的に設計されたものだとは思いますが、これってコンプレックステーパーなのかな?

ほんとうは、"Orvis"のソルトウォーター・ロッド独特な、
「ある種のショートストローク的振り方」がある、そうなのですが・・・(^^;)
僕にはまだよく理解できていません。

ひとつだけ、僕にもはっきりわかるのは、

この"T3"ってロッドには、
なんかよくわからない潜在的なパワーがあるみたいだ、
っていうこと。

おそらく、並の#12ロッド以上のパワーがあるんじゃないか、って感じます。
まあ、僕の持っている竿はみんなちょっと古いのだけれど・・・

本日のお題、

同じフライロッドとはいっても、渓流で使う竹竿とはまったく別のモノ!
ほんと、異次元の物体(笑)


 


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