SSブログ

G. Loomis FR10812-4CCGLX [ソルトウォーターフライロッド]


"G. Loomis FR10812-4CCGLX" 9' #12 LINE Cross Current GLX

当ブログで「カタオチじゃない」グラファイトロッドを題材にするのも、とうとう3本目になりました(笑)
"
G.Loomis"のソルトウォーターロッド、クロスカレントGLX、もちろん「現行商品」!

入手経路は、やはり・・・っちゅうか、いつもながらの「中古」でございます(笑)
だって、最近の「海用ハイエンド・フライロッド」って10万円もするんだもんね~。
海用の竿っていう消耗品に、そうホイホイとは新品を買えないですよ・・・(-_-)

セカンドクラスにしたらいい、という意見もございましょうが、
「メーカーの威信をかけた最新型」ってどんな竿なんやろ?
っていう好奇心が満たせないので、僕としては興味を持てないんですね。
ましてや、どこぞのクニで作られたアリモノの竿にブランドネームをくっつけただけの竿なんて、
ブラケット氏じゃなくたって、ふざけんじゃね~よ・・・、て思います。

少し前のブログ、
http://blog.so-net.ne.jp/alchemy/2007-08-01
で、
#10ライン用の"G. Loomis FR10810-4CCGLX"について書いたときに、

「マッチョ!」・・・(@。@;)


って書いたのですが、
この#12ライン用のクロスカレントGLXも、やはり、っていうか想像通り、

「まっちょ~!!!」・・・(@。@;)

な竿でした。
ルーミスのGLX最強の竿なんだから、あたりまえっ~ではありますが。
この竿、始めてリール"Tibor The Gulfstream"をセットして持ったときに、

「重たい竿やなあ、疲れそ~」・・・(^^;)

ってのが、第一印象。

そして、ガイドにラインを通しながら思ったのは、

「#12やのに、なんでティップの先がこんなに細いんやろ?」
「こんなんで大丈夫なんかいな??」

って、不安。。

ところがねえ、ポイントを目の前にして、フライをセットしてラインを延ばしながら振ってみると、

「すごいやん、この竿」

って思った。
もう、なんていうか、メッチャ軽快!
振り重りを感じないんですね。
ヘビーな400グレインのマスタリー・ストリーマーエクスプレスがスパ~ンッと飛んでいく。

バットの強さは#10を使ったときから、すでにわかっていたのだけれど、
この#12も予想以上のリフティング・パワーを持っていて、下へ下へと潜るシイラに対抗してグイグイ引き起こすことが出来る。
ファイティングするときの竿の角度さえ間違わなければ、竿が折れることはないと・・・
(常識的なクラスティペットの強度の範囲内で、ですが、あまり無理するとティペットが切れます)
50ポンドテスト直結なんてことをすると、なにがどうなるかは不明(笑)

僕の場合比較対象が少ないので、データ的にあまり意味はないのですが、
キャスティング・メインでのシイラ釣り(船の回りにシイラが寄ってくるチャム&撒水の釣りとは違って、ロングキャストが必要になります)をしているなかで、
"G. Loomis FR10812-4CCGLX" は、
"Orvis T3 9' #11"よりも、キャスティングするときにラインを軽く感じるので疲れにくい、
リフティングパワーも、"Orvis T3 9' #11"より強い、
ってことを感じました。

結論として、
僕的には、
"Orvis T3 9' #11"
より、
"G. Loomis FR10812-4CCGLX"
の方が、
船から狙うシイラ釣りで使うには好きなようです。
まあ、僕の好みに合っている、ってだけのことですが・・・(笑)

もっと言えば、叉長メーターオーバー(全長だと130cm以上)を専門に狙うのでなければ、
シイラには"G. Loomis FR10810-4CCGLX"でパワー的には十分なんじゃないかな、
って思います。
なんてったって、#10クラスなので、タックルが#12のセットよりも絶対的に軽いから、
キャスティングしまくったときの疲労度が断然違いますよ(笑)


※最後に、ちょっとしたデータを上げておきます。

G. Loomis FR10810-4CCGLX 9' #10 LINE 自重170g (4ピース)
G. Loomis FR10812-4CCGLX 9' #12 LINE 自重178g (4ピース)

ちなみに、

Orvis T3 911 9' #11 LINE 170g (4ピース)
SAGE RPLXi 1290-3 #12 LINE 188g (3ピース、フォワードグリップ付き)

データ的には、T3の方が軽いんですよ。
僕の場合、釣りをしながら振って感じる重さは、自重が示す値とは反対になるんですよね。
竹竿では、
「抜けがいい」
っていう表現をするのですが・・・

※注) キッチンスケールで計ったものなので、1~2グラムの誤差があるかもしれません。


  


nice!(1) 

nice! 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。