夏の耐久レース、のような「海フライ・・・」 [海フライ "Saltwater Fly"]
洗った竿3本、鱸釣りから帰ってきて・・・
"Abel SF 909-3 9' #9LINE"
"G. Loomis FR1088-4 9' #8LINE GLX"
"G. Loomis FR1089 9' #9LINE GLX"
8月18日(土)深夜から翌19日(日)午前中に掛けて、姫路港周辺へボートから鱸を釣りに行ってきました。
夏の耐久「海フライ」(笑)
さすがに、鈴鹿の8耐を見に行く歳でもないしねえ・・・。
夜中から早朝の暗い時間帯は岸壁や停泊船の灯り回りを狙ったのですが、なぜか絶不調。
散発的なボイルがたまに見られるものの、フライにアタックしてくるのは小さなセイゴサイズ。
それも、一晩中キャストしまくってるのに、当たりがあるのは、ほんとに、たまに、だけ・・・(^^;)
早朝、仕切り直してベイトへのボイル狙いで再度出港。
う~ん・・・、ボイルが無い。
カモメたちも朝のウォーミングアップにいちおう飛んでいる、っていった風情で、まったくやる気なし。
そのうちに波間にプカプカ浮いています。
めっちゃマズそうな雰囲気が漂い始めます。
しかたがないので、前日かなりのボイルがあったという排水塔回りでストラクチャー狙い。
ボイル狙いだったのでフローティングラインに#9ロッドにセットしたインタミのクリア・ティップにストリーマーというタックルで攻めたのですが、しかし、ま~ったく反応がない・・・(-_-)
魚が浮いているような気がしないので、ラインをTYPEⅣにチェンジ、これもダメ。
最後の手段的な、ID7にクラウザーディープミノーの組み合わせで、かなりカウントダウンしてやっと2匹キャッチ。
ただしフッコサイズ・・・(-_-)
キャプテンが、ボートを近づけてもっとタイトに攻めようというので、
お試し的にクリースフライをセット。
ストラクチャー脇に落として、チャパチャパやっていると、
ガボッっと出ました。
しかし、乗らない。
あ、また出た!
これも外れ・・・。ウ~ン、×××ヤロウめ・・・(-_-)
フライボックスをひっくり返していると、
だいぶ前に友人にもらった「イワイミノーもどき」が出てきたので、
「こんなもん、ほんまに釣れるんかいな」
って言いながら結んでみました。
壁際に落として、ヘコッ、ヘコッ、・・・って動かしていると、
ガバッて水面が炸裂!
やった~って思って合わせると、スカ~(>_<)
懲りずにヘコヘコやっていると、ボコッ、ガボッ、って5~6回出たんだけど・・・
いちどだけ、ラインにグッと重みが乗っただけで(あ~、これももちろん、スカ)、
ぜ~んぜん掛からないのよねえ・・・(-_-;)
やりすぎたのか、そのうちに、沈黙。
関東地方の友人から噂に聞く、
「出るけど掛からない、イワイミノーのジレンマ」
っていうのを、僕も身をもって体験しました。
硬くて長いいボディーの下に小さめなフックが付いているこのフライ、
手に持って弄くれば弄くるほど、
60㎝以上のデカイのが、よほど上手いこと丸呑みにでもしてくれないと掛からないよね~
・・・って気がしてきました。
その後、最終兵器的なポイントへ移動、
45㎝以下のフッコサイズだけれど、ほぼ入れ食い状態。
今回の「耐久海フライ」は無事終了となりました。
帰り道、明石にある
「エアコンもない掘っ立て小屋のような、チャンポン屋」・・・これが美味しい(笑)
で昼メシを食べようと高速を途中で降りて寄り道したのですが、
なぜか、人の気配がない。
今日は開店が遅いのかなあと、しばらく待ってみたのだけれど・・・。
この日曜に、お盆休み・・・(@。@?)
お腹がチャンポンになっていたので、めっちゃ残念・・・(>_<)
タックルは、
G. Loomis FR1088-4 9' #8LINE GLX
Abel Super6
Scientific Anglers Mastery Striped Bass WF-8-S TYPEⅣ
&
G. Loomis FR1089 9' #9LINE GLX
Vision XLA 11
Mastery Wet Tip Clear WF-9-F/S SALTWATER
&
Abel SF 909-3 9' #9LINE
Tibor The Riptide
Airflo 40+ COLD SALT WF8S7
※古いGLXは、#9ロッドなのにリールを止めるロックナットがシングルです。
おそらく、軽さのみを徹底的に追求した結果だとは思うのですが、シングルナットでは大きなリールを付けて振り回していると、かなりの頻度で緩みます。
少し新しい#8のGLXでは、ゴムパッキン付きのダブルロックナットに変更されていますので、やはり緩みが問題になったのでしょうか?
ソルトで使う場合、いつの間にかリールが緩んでくるのはあまり気持ちのいいものではないですね。
海にボッチャンしても困るし、ファイト中にガタつくのもちょっとねえ・・・。
この日のタックルは、旧GLXがメインで、Abelは予備ロッドのつもりだったのですが、
ヘビーなラインでないと魚の反応が得られないという状況で、Abel#9の独壇場になってしまいました。
ソルト用に作られたAbelは、パワーがあるので安心して比重の重いラインを使うことができます。
ソフトな竿だと、重いフライラインにヘビーなフライを組み合わせるとフライの軌跡が低くなってしまいがちなので、けっこう危険なんですね。