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週末夜は海の上 [海フライ "Saltwater Fly"]


8月25日(土曜日)夕暮れ・・・明石沖

先週、今週と連続で、週末の夜は海の上に浮かんでいました。
キレイなおね~ちゃんのいる夜の街とは、すっかり縁が切れた今日この頃。

おね~ちゃんがスズキちゃんに変わっただけで、
なんだか、お金を使ってわざわざ遊ばれにいっているような気がするのは、
街のネオンが埠頭のナトリウムライトに変わっただけで、おなじ人工的な照明の下での夜遊びだから。
なかなか満足できるお持ち帰り?ができないのも、よく似ている・・・(^^;)

先週は夕方4時から翌日の12時までの20時間、
今週はちょっと短くて、深夜0時から10時までの10時間。
う~ん、なかなかのハードワークですね(笑)

夜のちょっと気怠いロングランの釣りが終わると、朝。

夏の終わりの海上、まだまだギラつく太陽の下での釣りは、
青物のボイルを待ち受け、待ち伏せ、湧き上がったボイルにボートを突っ走らせる。
または沖の浮標をターゲットに、わずか数回のキャストで結果が決まる。
一瞬に賭ける、ハイテンション、アドレナリン分泌型。


9月1日(土曜日)の夜明け・・・姫路沖、雲が秋の気配です。 

 


G.Lomis GLX #8 & Loop 3W & Striper TYPE 4
久しぶりに良型の鱸(控えめに見ても60up)、此奴らのベイトはイカだったのですが・・・
掛けたのはクラウザーミノーの早引き。リアクションバイトですね、きっと。
 


さて、本題に入ります。

このブログ、釣果自慢が目的ではないので、タックルの話になるのですが・・・、

これまで数ヶ月に渡って、シーバスとやらいう鱸釣りに使う竿を僕なりにテストしていたのですが、
#8ライン用のロッドでファイティング・パワー的には必要十分じゃないのか、という結論に達しつつあります。
最初の頃は、シイラ用の竿しか持っていなかったということもあって、#10~11ライン用のロッドを使っていたのですが、いかんせんオーバーパワーで、僕的には魚を掛けてもたいして面白くない。
フライで始めて釣ったスズキが60オーバーだったのだけれど、ほとんど抵抗させずに強引かつ簡単にキャッチしてしまったしね(笑)

ボートで使うと、ロッドがアッというまにボロくなるのがわかったので、
お試し用にサラの竿を買うのももったいなく、ヤフオク等で手に入れた低番手(・・・?)ソルトウォーター用ロッドをとっかえひっかえしていました。

で、ここんとこ#8ライン用のロッドが、僕にとっては鱸用のメインロッドになりつつあります。

船上でラインシステムを組み替えるのは面倒なので、#8を2本、#9を1本持ち込む、
というのが、ボートからの鱸釣りの定番です。

通常のセッティングは、
#8ロッドには、"TYPE 4" シンキング、と、インタミまたはフローティングライン。
#9ロッドに、"TYPE 7" 以上のファーストシンクライン。

#9ライン用ロッドは、もっぱら深場狙いのヘビーなライン専用。
サブの用途として、ホッパー系をロングキャストしなくてはならないときにも使います。

気象条件(海上での強風です)が問題になるかとも思ったのですが、#8で投げられないほど風の強いときはボートが出船しないので(無茶なキャプテンは別かも・・・)、あまり影響はないようです。

#8ライン用のロッドは、極論すればどこのメーカーのどんなブランドの竿でも大丈夫(笑)
一般的なサイズで、一般的な釣り場のシチュエーションならば、鱸なら、獲れます!

#9ライン用のロッドは、深場狙いの高比重ラインを使うのならば、バットのしっかりとしたパワフルで返りの速いロッドでないとダメですね。
キャスティングでバットまで曲がるロッドでは、フライの軌跡が低くなるので危険です。
先端があまりに柔らかいロッドも、同じ理由から不可です。


先週使った・・・Loomis GLX #8 & Scott HP #8 & Abel #9

 


今週のロッド・・・Sage RPLXi #8 & #9, & Scott HP #8 & 無事生還したフライ達

ちなみに、鱸釣りの場合、リールもなんでもいいんじゃないかな。
"Tibor"などの本格的ソルトウォーター用リールじゃ、あきらかにオーバークオリティ(笑)

鱸は突っ走る魚じゃないので、ドラグの能力もそんなには要求されないですしね。
海水で錆びないように処理されていて、適度なテンションが掛かってバックラッシュしないドラグかクリックが付いていれば問題ないようです。


でもねえ、なんでスズキのことを「シーバス」って呼ぶんだろ?

昨今話題の外来(害)魚(苦笑)じゃないし、
もともと鱸って名前があるのだから、こっちの方がいいと思うのだけれど・・・
バスの方を「短太・大口・イケスズキ」とでも呼べばいいのに(笑)

どこやらの誌上で見た、有明ターポンなんて、もっと笑わせてくれる・・・
そのうち、メバルもラージアイ・ロックフィッシュになったりして(笑)

「誰が」そして「なにが」、「おバカなコト」なのかって、
もう少し考えた方がいいんじゃないかなあ・・・。
名前って、ものすご~く大きな意味があるのだから。

ただ、鱸の場合サイズによって、セイゴやフッコ・・・って名前が変わるので、
鱸って呼べる堂々としたサイズがなかなか釣れないってこともあるのかな?
ちっこいヤツでもシーバスって呼べるから、都合がいいのかもね(笑)

それとも、

とてもじゃないけど、食う気にならない環境に住んでいるのがシーバス、
って・・・(-_-)


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