イワイミノー!! [海フライ "Saltwater Fly"]
たった一本のイワイミノー、ボロくなっても、ボロくなっても、修理を重ねて使用中(笑)
友人にもらった、イワイミノーもどき、フローティングミノーです。
この形のミノーの、おそらく、固有名詞が「イワイミノー」っていうんでしょうね。
バリバスのを買わなくっても(笑)
フライの場合は、制作者本人か、その関連業者の@付きを購入しないでも、それをコピーすると同じ名前でいけるという、ちょっと特殊な世界です。
なかなかに緩くって、僕は好きですね。
だって、今の著作権やなんだかんだの保護政策をフライの世界に適応させると、
エルクヘアカディスを1本巻くたびに、トロースさんだっけ?の関係者にいくらかの使用料を払わないといけない・・・、なんてことになると、バッドな近未来SF状態ですもんね。
ま、そんなこんなはおいといて、
この「イワイミノー」、いろんな意味で凄いフライです。
ルアーではスライダーミノー系に入ると思うのですが、スズキが異様なまでに反応してきますね。
はじめて使ったときは、正直言って、
こんなもんで釣れるんかいな、フン!
ま、クリース切れちゃったし、他にトップ系の浮くフライ持ってないし、
ずっと前にもらったのがフライボックスに入っているから使ってみよ(-_-;)
・・・って感じだったんです。
それをストラクチャーの際に放り込んでスッとフライラインを引っ張ると、スッとこっちへ来るだけ。
たいしておもしろい動きもしない。
もちろん水しぶきも上がらないですよね。
他のフライもないので、何回か繰り返しキャストしていたら、
ガボッ!
びっくりして合わせたら、すっぽ抜け(>_<)
アレッ?、っと思いながら、同じところに放り込んで引くと、
ガボッ・・・、またや、あ、乗らない。
アワすとダメなんだよねえトップは、って思いながら、引き続けていると、
ぼごっ・・・、バシャッ、ドボッ・・・!!
って5回ぐらい出続けて、最後に、わずかに重みが乗ったけど掛からず。
「なんじゃこりゃ?」
って、独り言を言いながら投げ続けると、また出続けるんですよ(@。@;)
でも、1回も掛からない・・・(>_<)
いちどだけ、グッと乗って、しばらくグングンッって感じで掛かっていたのだけど、バレちゃった。
その日は、それで終わり。
イワイミノー、2日目
ちょっと沖目のボイルがあった辺りに、イワイミノーを投げ込んで、す~ってリトリーブしていると、
また、
バコッ、ボコッ、バシャ、・・・
の繰り返し。
ひたすらあわさず、ただ引くだけの、ストレス溜まりまくりのリトリーブ。
何回投げたのだろう? ひたすら我慢のリトリーブ、
とうとう根負けしたのか、フライにグッと重みが掛かりフッキング成功。
おまけに、ランディングまで成功。
その後、けっこう快調にフッキングし続けました・・・(^_^)v
わははは・・・、
イワイミノー、面白いやんか!!
これが間違いの始まりだとは、そのときはすこしも気づかず・・・
今、大阪湾では、Max80up、平均60オーバーの鱸が出始めています。
同じボートに乗った友人は70クラスを連発!
でもね~、トップの魔力に取り憑かれてしまった僕は50くらいのを一本で惨敗。
やはり、出るんだけど、掛からないのよねえ・・・
ガボァッ・・・、スカッ・・・、・・・、・・・、・・・(T_T)