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海フライに行ったのだけれど・・・ [海フライ "Saltwater Fly"]

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和歌山沖のサワラ80cm

メジロやサワラ、たまにマグロがボイルする和歌山沖で、「フライロッドを持って」ボートフィッシング。
午前中の時合いにイワシを追ってボイルする80cm前後のサワラを3匹キャッチしました。

ただ、諸般の事情があり・・・
ぶっちゃけ、ボイルをめがけて40グラムのジグをロングキャストして釣ったわけで、
海フライじゃありません・・・(^^ゞ

上記諸般の事情の解説
①ボイルが遠く、Orvis ZG Herios #10をもってしてもフライの射程外。
②ボイルしていたのがメジロではなくサワラで、フライ用のワイヤーリーダーを持っていなかった。
③どうしても釣りたかった。。


青物のボイル狙いの釣りの解説を兼ねて、もっと書くと
(・・・って、やたら言い訳くさくってイヤやけどね~)
青物のボイル狙いの場合、どれほど敏腕なキャプテンをもってしても、次にボイルする位置の完全な予測は困難で、ある程度ヤマを張った場所にボートを停泊させて次のボイルを待ち、突然始まるボイルを目指してボートを走らせるのですが、
ボイルから4~50m程度までは近づけても、フライの射程距離、つまり約20mまで接近すると、さすがに餌を追ってアタマに血が上ってる魚でも異変に気づいてどこかへ逃げちゃうことがほとんどです・・・(--;)

今までの経験上、ボイルの予想位置で停めて待つボートの間際で、キャプテンの読み通りにボイルが始まるという「凄~い幸運?」が味方をしない限り、フライでのボイル狙いはボートからの距離の問題で非常に難しいわけです。
ほとんどの場合は、
ボイルに接近途中にボイルしていた魚が沈んでしまいフライを投げる段階までに至らない。
そして、これを繰り返しているうちに魚がボイルする時合いが終わってしまう。
という大惨事になってしまいます。

そりゃ、毎日ボートに乗ってボイルを追っていれば、たまにはそんな幸運に出会うコトもあるとは思いますが・・・まあ、無理ですよね~(^^

そこで持ち出すのが、いちばん飛距離を稼げるジグのキャスティングタックルです。
飛距離50mなんて軽いですからね~。
単純に考えて、飛距離はフライの3倍、ということはキャスティングエリア(攻撃可能な面積)は3の二乗ですから9倍に広がり、おまけにジグは海底まで狙えるのでその捕食可能エリアを立体的に捉えると、せいぜい水面から2~3mまで、表層限定のフライとは比較するのもアホらしていうか・・・
ボイルにジグを放り込み魚にバイトさせるチャンスはフライと比較して限りなく大きくなるわけですね。

海でフライを振るようになって、はっきりわかったことがあります。

フライの届くところにいない魚は、絶対に釣れない!

ってコトです。

逆に、フライが届くところにいる魚は、かなりの確率でフライにアタックしてきますね。

フライフィッシングは、釣れないのを我慢しながらするやせ我慢の釣りではないと思います。
少なくとも僕は、
「よく釣れる釣り方だから」
という理由でフライフィッシングをしてきました。
ただ、そのよく釣れるフライフィッシングは、状況や環境によって極めて限定されるものです。
フライフィッシングを楽しむためには、クレバーな状況判断が必要なんですね。

ただ、フライロッドを振ることが楽しい、という楽しみ方も否定はしませんが・・・

あ、そうそう、この前のブログで書きかけていたことですが、
炭水化物をちゃんと摂らないと、運動時のエネルギーとして脂肪を消費するだけではなく、
筋肉の組成であるタンパク質をエネルギーとして使っちゃうってことです。

炭水化物を食べないダイエットと、過激な運動を同時にすると、せっかく付いていた筋肉が痩せるという非常にまずいことになるようです(--;)


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