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Scientific Anglers Mastery "XPS DTT [Dry Tip Technology]" ってどうよ? [フライライン "Fly Line"]

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"XPS [DTT Dry Tip Technilogy] DT-4-F SUNSET"

久しぶりにオニューのライン、「マスタリー・XPS DTT」でございます。

「グレーのWF」が欲しかったのですが、諸般の事情により、サンセットカラーでDT。
おそらく「コートランド444クリアクリーク」からラインを乗り換えることはないんじゃないかな~
と思うので、例によってのお安く購入です。

僕は、ラインに関しては一本主義なので(笑)

444はトータルで見るとすごくいいラインなんだけど、ただひとつ問題があるんですよ。
そう、沈みやすいんですよね~
フライラインの先端部分に頻繁にフロータントの類を塗ってやらないと、アッ!ちゅうまに流れに巻き込まれて沈んでしまいます。

ここ最近のフローティングラインの「トレンド」って、「先っぽが沈まない!」でしょ。
まあ、騙されたつもりで買ってみるかと。

安かろうがセコであろうが、「自分でお金出して買った物」でないと正直に文句いえんもんね。
いちお~『メーカー』として業界の片隅にいるとはいえ、
このブログは情報として発信している以上、なれ合い評価をするなんて最低ですから。

お金もらったら、ちゃんと広告は作りますよ(笑)
でも、ここではしない。
それが矜持ってもんです。

ところが、パッケージを開けたら・・・ 

 

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箱から出てきたのは、な~んにも付いていない、ふつ~の先端部。

なんだこりゃ~(@_@)
「ふつ~の先っぽ」やんか・・・
パッケジーに書いてある"StreamLined Loop"が付いてないやんか。

箱だけ新品で中身入れ替えよったな(--#)

出品者の評価、サイテ~にしたるねん・・・
って短絡行為に走ろうとするあたし。。

ただ、念のために、っと思ってラインの反対側を引き出してみると、

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おんや・・・、ループが付いてます。

 

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ダブルテーパーの前と後ろ・・・

う~~~ん、いったいコレって・・・
出品者が悪いんじゃなくって、製造上の不良品なん??

僕が買ったのはDTで、前後対称なはずなのに、コレはいったい何なんだ・・・

でも、なんか嫌な予感が・・・

早速、輸入代理店に電話しましたよ。
ウェブサイトにお客様相談室なんて書いてないので、代表番号にね。

すると、やっぱり・・・

「ダブルテーパーでもそういう仕様になっているんです」

だと。

ここからはかなり感情的な暴言が書かれていますので、
大阪人が怒ったときの「汚い言葉」を見たくない人は、
読まんといてください。

m(_ _)m 

ピ~~~



怒りの感情は静まったので、ここんとこは削除します。

ただ、

「このラインは、ダブルテーパーラインでも前後の構造が違う」

ってことを、商品を買う前にユーザーが理解できるように、明確に説明していないのは、
メーカーと代理店に本質的な問題や落ち度がある、
とは思ってますけどね~

ただ、それを指摘したところで・・・(--;)



コートランドから3Mに浮気しようとした罰なんかもしれんけど・・・
久しぶりにウキウキして「新しいラインの買い物」をしたのに、なんか嫌な気分。

「ダブルテーパーの片方だけ使って、そっちがヘタったら捨ててもいい」
って思えない人、つまり、
「ダブルテーパーは前後を反対にして使えるから、ウェイトフォワードよりお財布に優しく経済的だ」
という理由でダブルテーパーラインを選択する人は、
マスタリー・ダブルテーパーの「片側だけループ付き」は買わない方がいいかもしれませんよ。

たとえ最初からループを使う気がなく、その部分は切り捨てようと思っていたとしても、

「もしかしたら、ドライティップテクノロジーの部分まで前後で違うかもしれないよな~
後ろの方はすぐ沈むんじゃないの・・・
だって、後ろにループが無いのが製造工程上の問題だとしたら、
前の方はちゃんと複雑に加工してるけど、後ろってラインの真ん中と同じ素材のコーティングを使ったままでスルッと絞って終わり、ってなってるんじゃないんかな~??」

とかって考えると、なんとなく嫌でしょ。

新しいXPSを買うときは、イマイチ釈然としないDTは止めてWFでスッキリいきましょう~(笑)

もうひとつよくわからんのは、
カタログによると、このXPSっていうフライライン、DTとWFでは先端のテーパー形状が違うんですね。なぜかDTの方がテーパー部が短いんですよ。
DTのテーパー部分の長さが6.0フィートなのに対して、WFは8.4フィートもあるんです。
このテーパー形状がなぜ違うのか、その理由がわからないんですよね~(--;)

もし、先端部のテーパーが長い方がより繊細なプレゼンテーションが出来る、と仮定したとすると、遠投性にメリットのあるWFより、近距離のキャストにおける繊細なプレゼンテーションを重視した使い方をされることが多いだろうと想像できるDTの方がテーパー部が短い、ってことがどうにも腑に落ちないんですよ。
いったい、どういうわけがあるんでしょうね?
まさか、これも製法上の都合、ってことはないと思うのですが・・・

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リーダーと繋ぐと、こんな感じになります。

リーダーバットをフライラインの中に数ミリインサートして途中から引き出して、そこにネイルノットするよりはゴロッとしてますが、ブレイデッドループやコネクターを使うよりはスッキリしていますね。

このループ、実はけっこう使えそうなのですが・・・、

そやから、よけいにムカつくんじゃ(--#)


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