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TFO DEER CREEK SERIES SWITCH RODS "TF 06 110 4 DC SWITCH" 6 Wt. 11'-0" [グラファイト&グラス・フライロッド]

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TFO DEER CREEK SERIES SWITCH RODS
"TF 06 110 4 DC SWITCH" 6Wt. 11'-0"

リールは
『KINEYA Model 305』

昨年の秋に西海岸でスイッチロッドの洗礼を受けて以来、フライフィッシング関連のイベントが開かれるたびにでかけて、各社のスイッチロッドを繋いで素振りしてみたり、ラインを通して振ってみたりしてたんです。

スチールヘッド・ガイドが振らせてくれたのがSAGEの"Z-Axis"だったし、Z-Axisになる前の12' 5wt.仕様のウルトラライトスペイを愛用していることもあってSAGEを中心に見ていたのですが、外見もアクションもさすがによくできたロッドなんですよ。

ただ、このご不況の折、価格がね~(--;)

国内では約10万もするし、直接向こうの店から買うにしても、もっとも円高だったときに買いそびれたのでけっこう高く付くし、どうしたもんだろ・・・
って悩んでるときに、某オークションで未使用品を発見!

でも、SAGEじゃないですよ。
ミディアムレンジじゃいちばんいいな、って思っていたTFO!
ディアクリーク・シリーズのスイッチロッド、それもいちばん欲しかった6番ライン用です。

反射的にパックリいっちゃいました。
クリス、ごめんよ・・・m(_ _)m



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11' 0" 6wt. 300-500 grains の表示です。

ロッドブランクに書かれている適合ラインの範囲は、300-500 grainsとやたらと広いのですが、
ラインを買うために、僕がネット上のデータをいろいろ調べて分析したところ、

この6wt.スイッチロッドに適したラインの重さは、オーバーヘッドで投げる場合は300gr、
スペイキャストをする場合、スペイラインのヘッド重量のMaxが500gr、という意味のようです。
最大値の500grは、かなり長いヘッドを持つラインに限定されるようで、
Rio社のデータによると、このロッドには、ウインドカッターの、6/7/8(455gr)、
スカジッドショート・ラインでは、375grが推奨されています。

このスイッチロッドは、TFO最新の"Axiom"と同じ構造のケブラーコンポジット・ブランクスが使用され、同じディアクリークシリーズでも、従来のスペイロッドとはアクションのイメージがかなり異なっていて、ロッドスピードが速く、ファーストアクションよりにベンドします。

ストックを探して手持ちのティニーT300を乗せて振ってみたのですが、ツーハンドで振っても、シングルハンドでホールを入れても、手にロッドが過負荷になったときのイヤな重さを感じることはなく、ヘッドはタイトループを描いてブッ飛んでいきました。
すくなくともオーバーヘッドで投げたときの好感度は高いですね。

さすがにT400だと竿が負ける感じがしました。オーバーヘッドで振るには重過ぎたようです。

水面を使ってのキャストは未だやっていないので、実際にどんなスペイラインが合うのかはわかりません。

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フェルールにはジョイント位置を合わせるためのドットが打ってあります。好感度高いですね。

TFOのロッドはウエブ上でもけっこう評価が高いのですが、僕自身の評価もかなりいいですよ。

よく見ると、コルクの質が悪いとか、グリップの削りにミスがある、なんていったアラが目に付くものの、アクションはいいですし、ぱっと目にはあっちでは有名な"Bob Meiser"カスタムロッドの雰囲気を持った外見で、なかなかにオシャレなロッドです。
聞いた話では、以前ダイワのロッドを作っていた韓国の工場でブランクから完成品まで一貫して作っているそうです。

僕はどこか米国以外の国で作っているのにアメリカ製のフリをして売っている某有名ブランドのセカンドラインよりもいいのじゃないかと思いますね。
グリップのコルクをカバーしていたビニールに、ちゃんと"Made in Koria"のシールが貼られているところも気に入りました。

SAGEやG.Loomisのハイエンド・ロッドの半分の価格でこれだけの物が買えるのは、ユーザーとしてはうれしいことである反面、この国で製造業のはしっくれに繋がる者としてはかなりの脅威なんですよね~

スペイラインとの適合性や、その時のフィーリングなどはまた後ほど・・・


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