これ、な~んだ・・・(? ?) [フライライン "Fly Line"]
ラインの先端に付いていたループですが・・・
以前のブログで取り上げたフライライン、
AIRFLO RIDGE LINE "RIDGE TACTICAL WF5F"の先っぽです。
5番ラインだからロッドもそんなに繊細じゃないし、
ループtoループでも使えるかと思ったのですが・・・
やっぱり、ダメでした(--;)
移動時などに、いちど接続部がトップガイドの内側に入ってしまうと竿を振っただけではループの部分がガイドに引っかかって出てきません。
接続部さえトップガイドから出てしまえば問題なく使えるのですが、ラインを手でつかんで引っ張ってやらないと出てこないですね。
水面にリーダーを置いて水の抵抗を利用して引き出そうとしても上手くいきませんでした。
こんな状態では大きなループ部分の浮力や、フライラインがターンするときの接続部による影響のあるなし、なんて確かめる以前に、僕にとっては使い物にならかったです。
で・・・、ループ部分は切断。
コアが二重になっている部分が意外に長く、先端部がその下より太いというのもキモチが悪いし、コアが2本あるとニードルを通すときに失敗しそうなので、5センチぐらいはちょん切りました。
フライラインとリーダーバットとの接続は、スプライスネイルノットです。
スプライス用にはいろんなツールが市販されていますが、要はミシン針でフライラインのブレイデッドコアに穴を開けて、フライラインの真ん中に5㎜程リーダーを通してからネイルノットで結ぶ、というかたちになれば問題ありません。
フライラインとリーダーの接続にはいろいろな方法を試してきましたが、渓流で使うにはこのスプライスネイルノットがいちばんいいようです。
結局のところ、#5ラインでも、フライライン先端の溶着ループは無用の長物のようです。
ループがあっても悪影響が出なくなる、正確にはメリットの方がデメリットより多くなるのって、けっこう重い番手になってからかもしれません。
スペイラインや海で使うラインでは、実際に使ってみて、フライライン先端についているループは便利だなって思いました。
これまでも自分でフライラインの先端を加工してループにしたり、ブレイデッドラインで作ったループを繋いだりしてたぐらいですからね。
もちろん渓流で使うような軽いラインでも、リーダー&ティペットが短くて、移動などのときにフライラインとリーダーの接続部がトップガイドより内側へ入らないのなら、まったく問題は起きないのでしょうが・・・
そうそう、エアフロのリッジラインですが、
3MなどのPVCラインと比較すると、なんとなく感触が「ネチッとしてグニョってしていて腰がない」ような気がします(麺にたとえると、PVCがアルデンテとすれば、ちょっと茹で過ぎって感じ)。
ただ、だからといって使いにくいというわけではないようです。
なんか違うんだけど・・・、ま、これはコレでいいか、って感じ。
ただ、滑りがよくないですね。
使った場所の水質のせいなのかもしれませんが、新品の時はよかったのですが、使ってるとすぐにガイドにまとわりつくような感じになってしまいました。
このあたりがサラッとした3M系のラインと大きく違うところですね。
それなりの潤滑剤?を塗ってやらないと、すぐに使い心地が悪くなってしまいます。
どんな潤滑剤がいいのかは、現場で試してみないとわからないですね~
リバイタライザーを塗りたくるのも、コーティングの材質がPVC違うのでちょっと不安だし・・・(--;)