"Jim - san" からの荷物 [バンブーロッド "Bamboo Rod"]
California の "HRC" から荷物が・・・
"HRC" といっても、"Honda Racing" じゃなく、
"Hidy Rod Company" の頭文字。
中身は、
もちろん「フライロッド」です。
2本の、"Jim Hidy" 7'9" #4 3P2T
届いたのは手前側、シガーグリップが付いた方。
年末に修理のためにお預かりしていた竿です。
グリップまわりのアップ、中身は同じ竿でも、雰囲気が変わりますね~
違う角度から・・・
上に写っているのが、"Jim Hidy" のスタンダードスタイルとも言える、ほとんど抑揚のないフルウェル。
下の1本は微妙にテーパーの付いたほぼストレートなシガーグリップ。
いずれにしても、"Jim-san" は微妙に抑制のきいたラインのグリップが好きみたいですね。
リールシートのフィラーは「バーズアイ・メイプル」と「ウォルナッツ」
傷が付いたり、ブルーイングが剥げたりしているのは、使っている竿だからです・・・(^^ゞ
ライトカラーにはバーズアイかタイガーの「メイプル」
ダークカラーには「ウォルナッツ」
という、ウッドの選択も "Jim-san" のスタンダードです。
"Jim-san" のグリップまわりでは、グリップエンドの金具に特徴があります。
"Hidy Rod" のアイコンと言ってもいいでしょうね。
レタリングや金属部への刻印を見なくても、その竿を作ったメーカーがわかるための工夫を、ほとんどのロッドメーカーがいろいろと試みるわけですが、このコルクグリップとリールシートを繋ぐ独特な形のパーツはひとつの成功例だと思います。
ここを見ると、グリップの形が違っても "Hidy Rod" だってわかりますからね。
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