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「ヒゲ」のある魚・・・ [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]

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大和川支流某所の・・・鯉

 

子供?でも、1時間で5匹は釣れる。
2時間も釣り続けたら、飽きるで・・・

との言葉に誘われて出掛けたのですが、ぜんぜん釣れへんやんか・・・(--;)

でっかい鯉がウジャウジャ泳いでいるのに、

 

おまけに、必殺の撒き餌(用意してきた友人は、これはチャムだと言い張ってたが・・・)
『某社製高級食パン』を撒いても、ライズをしないどころか、浮いてもこない。

高級食パンの角切りは虚しく水面を流れていくばかり。

「この上流は高級住宅地だから、口が肥えてて『パントリーのフランスパン』やないと喰わへんねんで・・・」

などとアホなことを言いながら、パンを撒き続けていると、

20匹に1匹ぐらいの割合で、ごくたまに、もそ~~~っと浮いているパンを追い掛けて口を開けるのがいる。

1個食べると、2~3個は怠惰そうながらもパンを続けて食べるようなので、
そういうヤツを捜し出して、かなりの距離をナチュラルドリフトで流し込んで、やっと1匹。

なぜかわからないけど、
この日、わずかばかりでも口を使っていたのは、みんな『金色』の鯉。
『黒色』の鯉はまったく食欲が見られない。
鯉のことには詳しくないのだけれど、微妙に系統が違うのだろうか??

老舗の川魚料理屋さんで食べた鯉は、
生け簀を覗いたところ、みんな黒かったような記憶があるのだが・・・

 

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Kuramochi Rods "Eighty-0 TLN" 8' #2/3/4 耐久テストの図

 

この日は、Kuramochi Rods "Eighty-0 TLN" のポテンシャルをチェックする!!

という目的もあったのです。 

ダメなグラファイトロッドは、上の写真ぐらいにまで曲げ込むと、スパインの歪みから胴ブレが生じたり、あるところから突然曲がり切ったようになって、それ以上の反発力が出せない、ただの曲がった棒と化したりするのですが、 
この竿はどこまで曲げていっても、まだまだ「曲がりしろ」を持っているような感触でした。 

"Eighty-0 TLN" はバットにローモデュラスなグラファイトを使っているので、こういった粘りのある竹竿のようなフィーリングを持っているのだと思います。

ただ、いくらブランクが良くても、釣り竿として完成させるには、ブランクの持っている潜在能力を引き出すために、ガイド位置を適正に設定して、スパインをキレイに揃える、という職人さんのセンスと組み立て精度が必要ですけどね。

"Eighty-0 TLN"

「20インチオーバーのトラウト」を狙っても大丈夫のようです。

 

ただひとつ、問題が発覚。

僕のこの竿に使っている、極細リングのリールシートですが・・・ 

IMGP3591-485.jpg

 

リングの軽量化を追い込んで、ここまで細くすると、
リールファイトに持ち込んだときにリングが弛んできて、リールが落っこちてしまいます。
僕は、この日、2回もリールを外して落としかけました。

(ふつうは、この手の竿でリールファイトなんてしないのでしょうが・・・)

リールフットがリングから外れる原因は、長い時間リールのハンドルに力を掛けてグルグル回しているうちにどうしてもリール本体がブレて動こうとすることと、上側のスライディングバンドにグリップを握っている手のひら部分が擦れることのようです。

そう考えると、
「サマーズのロッドに使われている、リールシートのリングがやたらと幅が広いこと」
にも意味があるわけです。

長い時間リールファイとする竿には、やはりロッキングナットの付いたスクリューロックか、
スライディングバンドならば、上側のリングが手のひらに触れて弛むことのないアップロックがいいようです。

細部のデザインも、なかなかに奥が深いものですね。


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