新しいネットは・・・、『25㎝』 [Goods & Gear]
左がラウンドタイプの内径25㎝、メーカーは "Silky Wood"
右は同じラウンドタイプの形状で内径が28㎝のランディングネット。
わずか3㎝の違いですが、こうして比較するとかなり大きさに違いがあることがわかると思います。
すでに28㎝を持っているのに、なぜ25㎝も買ったのか・・・
「ブラジリアン・チューリップウッド」のネットに入っている『魚』は、泣き尺29㎝
写真をもう一枚、
同じ大きさの『魚』ですが・・・
どうですか?
2枚目の方が『魚』が大きく見えるでしょ、当たり前のことだけど・・・(^^ゞ
と、いうわけです。
絵と額縁の大きさ、バランスが大切ですね。
ようするに、小さい魚しか釣れないんだろ・・・、とは言わないように(笑)
28㎝のネットは、グリップ、フレームとも「ブラジリアン・チューリップウッド」だけを使って作られたシンプルなもの。
この25㎝は、グリップに「神代ケヤキ」、フレームは外側から「トチ縮み杢」「パリサンダー」「ブラッド・ウッド」「パリサンダー」 という複雑な組み合わせ。
この銘木の組み合わせは僕が指定してオーダーしたものではなく、
「この前のブラジリアン・チューリップウッドとは違う木で、水に沈むヤツ!!」
という僕の我が儘なオーダーに、
『シルキーウッド』の細川さんが、悩みながら試行錯誤した末に出来上がったランディングネット。
水に浮かべて(じゃなかった、沈めて)比重を調整しながら仕上げてくださったそうで、完成形になるまでがけっこう大変だったようです。
「水に沈むランディングネット」というアイディアは『巨匠』によるもの。
フレームがプカプカ浮かんでこないので、写真撮影をするときにネットの上に載せた魚がおとなしくなりやすいのだそうです。
太陽光線下での撮影
こっちは日陰
露出を変えて木目が目立つようにしてみました
ここからは実用面のお話。
ランディングネットで掬える魚のサイズですが、
このブログに取り上げたようなラウンドシェイプで幅広なタイプならば、魚の全長がネット部分の長径方向の約1.5倍までなら楽勝。
この25㎝ネットなら37.5㎝、28㎝ならば42㎝、30㎝で45㎝、といったあたりです。
ちなみに幅が細いランディングネットは、ほんとうにランディングネットを必要とするようなランディング時にミスをする可能性がけっこう高くなるような気がします。
魚をクタクタになるまで疲れさせない限り、頭を水面から出したままおとなしくス~ッと水面を滑ってくるとは限らないし、流れが平坦で緩いところまで魚をうまく誘導できればいいのですが、複雑な流れの中では魚はルアーのように動きますからね。
名人&達人クラスになると、長径の2倍までならランディングできるそうですが、僕にはちょっと・・・(^^ゞ
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