"Boléro" [グラファイト&グラス・フライロッド]
愛好家も多いグラスロッド。
"Winston" や "Scott" の1970年代のグラスロッドが当時の2~3倍もの価格で取引されたりしていますが、
僕は、
「そういえば、フライフィッシングを始めた頃、こんな竿を使ってたな~」
っていうノスタルジーは感じるものの、
いまさらグラスロッドには魅力を感じませんでした。
("Russ Peak" だけは、さすがに素材を越えた凄い竿だったけどね。)
実際に使うとすれば、グラファイトかバンブーだろ、やっぱり・・・って。
あの竿に出逢うまでは。
その竿とは、"Mario Wojnicki 217P4" なのですが、
$1,000 という価格はともかくとして、
「ほんまにグラスでこんな竿が作れるの!? マジかよ・・・!!」
・・・って言うぐらい、使ってて気持ちのいい竿でした。
ネット上を彷徨っているときに、あるロッドビルダーのものらしきウェブサイトにたどり着き、
"I wasn’t really interested in glass fishing rods before because I had an impression that they were heavy or slow. However,when I first tried casting the Mario Wojnicki glass rod byaccident, Iwas shocked.I was surprised how much action I could make with it and I came to want to make a glass rod by myself.I spent a few years to make the one that is satisfiable, and finally, I did it. Please take your time and cast it for three minutes.et."
と書かれているのを読んだときに、
へ~、おなじコト思った人がいるんだなあと・・・
ただ、かなり「不思議なウェブサイト」だったので、そのときは深入りしませんでした。
あるとき一緒に釣りに行った方が、釣り場に持っていらっしゃったんです。
その、「謎のグラスロッド」(笑)
で、早速振らして頂きました。
これが凄いの!!
ラインが暴れないのはともかくとして、フライラインの負荷の変化が手に明確に伝わってくるので、目をつぶってでも振れる。
こういう感覚って、グラスロッドからはあんまり感じることがないんですけどね。
それがこの竿、Arumakan Rods の "Boléro" です。
キャスティングと管釣りの実釣では、へそ曲がりな僕のテストをパス(笑)
あとは、解禁後の渓流で、この竿がどんなパフォーマンスを見せてくれるかですね。
グラスロッドなのに、あえて定番のブラウンや黄色系のアースカラーではなく、ブラックに色づけされたアンサンド・ブランクもいい味を出しています。
Katana704様、
こんな感じです、
いい雰囲気で収まってるでしょ。
おっ!Bolero届いたのですね。
特注のグリップ、バランスいかがでしたか?
by katana704 (2010-02-28 09:45)
"Arumakan Rods" さんに、コルクリングを1個減らして頂きました。
リールシート長は、聞くの忘れました・・・
こっちへ来てから、グリップの直径をウッドスペーサーのリムギリギリまで細くして完成。
リールとのツーショット?の写真を載せました↑
ええ感じでしょ(^_^)b
by あき (2010-02-28 10:07)
やはりModel50だと、このバランスでばっちりですね。
Bolero、パワフルな竿なのでニジマスにはぴったりでしたが、平均サイズのアマゴ、イワナでどうか楽しみですね。アマゴのローリングは上手く吸収してくれそうですが。
by katana704 (2010-02-28 10:10)
デカいヤマメのいる川がホームグラウンドな方の作られる竿ですからね(笑)
グラス特有の弾性から考えると、おそらく振動吸収性が良いはずなのでフックが弾かれずにバレにくいんじゃないかな。
ただ、この辺りの平均サイズだと、魚の方が役不足かもしれませんね・・・(--;)
by あき (2010-02-28 13:17)