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バンブーロッドのキャスタビリティ Ⅱ [バンブーロッド "Bamboo Rod"]


Scott by Mario Wojnicki Mid 90's

この竿が止水型管理釣り場でのイライラの発端っちゅうか・・・

22mぐらいのミッドレンジ?までは抜群なんですよ。スムーズな速めのプログレッシブアクション(いまだ意味不明なれど、Marioが自分で言ってるので引用します)で狙ったところにフライをキレイに落とせますから。
ところが、あと5m!を欲張ると一気にヘロヘロ。

9’以上のグラファイトロッドだと、ラインがヘロっても竿の長さとパワーにモノを言わせて立ち直せるんですが、8’の竹竿ではねえ。
ずっとラインにテンションを掛け続けられる限り何も問題はないのですが、いちどラインがヘロってなってテンションを失うとと再起不能です。ストロークを延ばしても竿先が柔らかいのでその部分に吸収されて弛んだラインを引っ張れないのよ。力を入れると竿先がビヨ~ンと暴れるし。

ま、原因は自分の下手さにあるので竿のせいじゃないんですけど。

で、パラボリック系の先が太い竿だと、竿先が暴れないので立ち直る可能性があるわけです。それ以前にラインにテンションを掛け続けやすい(これも竿先が暴れにくいから)のでラインが乱れにくいってのもあるんですけどね。

今、ふと気付いたんですけど、固い竿の多い"Pezon"の中で異質とも言える、しなやかな竿の最右翼に、Frank Sawyer のニンフィング・スペシャル"Sawyer Nymph"ってのがあるんですが、この竿はいくら透明度が高く流れの緩やかなチュークストリームで使うとはいえ、本来、ほとんどラインを伸ばさずにフェザントテイルを使って見釣りをする竿で、近くを釣るための竿なんですね。
ブッ飛びブランドのペゾンやからと騙されて、無茶に力を入れて投げるとグリップ直上で折れることもあるぐらいの。
でもね、同じペゾンで "Sawyer" の名前が冠されている竿でとんでもないのがあるんですね。
そう、"Sawyer Still Water"です。
9'6" #6 ってスペックと、ニンフフィッシングの大家であるフランク・ソーヤーのイメージからは想像も出来ないほどの強竿です。#8も投げれるんじゃないかって程の。

これって、ソーヤー大先生の程の方でも、
止水では遠くまで投げたい!
遠くまで投げるためには、まったく違うタイプの竿が必要だ!
ってことの証明なのかもしれません。

閑話休題

パイク用の竿だったら・・・、

私の無知です。ゴメンナサイ m(_ _)m

 

 


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