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BAUER(バウアー) M4 (海フライリールの私的考察、その2)  [フライリール "Fly Reel"]

IMGP1947-500.jpg
BAUER M4 - 4” その中でも初期型のようです。
バッキングとWF8-S4を巻いた状態で274g。

このBAUER M4も現行モデルはフレームにホールがある発展型の、M5 SuperLite - 4”になっています。
M4 - 4”と、M5 SuperLite - 4”はスプールの互換性がありますので、機能性性部分は同じだと思います。

ちなみにM5 SuperLite - 4”のスペックは、
4.00in. 6.3oz. WF9+225yds. 20#、$390
です。

前回書き忘れましたが、M4 SuperLite - 3.75”のスペックは、
3.75in. 5.7oz. WF8+150yds. 20#、$365
でした。

ちなみに、僕的に直径4インチのライトソルトウォーターリールでBAUERの対抗モデルだと思っている、LAMSON LITESPEED 3.5のスペックは、
4.00" 5.90oz. WF9+200yds. 20#、$349
とホームページに記載されています。
ライトスピードの方が現地でのお値段が安いんですね(実売価格はわかりませんが・・・)!

このブログに写真を掲載したM4は、M4でもその初期に生産されたモデルのようで、後期モデルとは、ディスクドラグのコルク表面に5本のU字型の切り込みが無い、またコルクディスクと接するスプール裏面がスプールの素材であるアルマイト処理されたアルミのままである、という違いがあります。
またコスメ部分ではハンドルノブに樹脂が使用されています(後期型はハードウッド)。

M4後期型のドラグプレート受け部にグレーの樹脂がインサートされたモデルも使っていますが、今のところ、マイナーチェンジ前後のモデルにおいてドラグフィーリングにそれほどの違いがあるとは感じられません。
長期に渡るハードな使用でコルクディスクと接する部分のアルマイトが剥げる等の経年変化があるとフィーリングや機能が変わってくるのかもしれませんが、今のところ未知数です。
ただ、ABEL、TIBOR等のコルクディスクドラグを使用した現行のソルトウォーター用のリールでも、スプール裏面の金属部に直接コルクディスクが接触してブレーキを掛けるという構造になっていますので、スプール裏面の低摩擦樹脂プレートの有無がドラグの機能性に大きく影響を与えることはないのではないかと考えています。

ただ、僕はこれらのリールを使う釣りには、細くても3号、12ポンドテスト、またはそれ以上の強度のティペットを使用し、強度的にはかなりの余裕を持ってドラグをセッティングているので、ラインアウト時の初動トルクとラインが走り始めてからのトルクが少しは変化してもあまり問題にはならないわけです。
言い換えれば、6~4X程度のティペットを使う釣りの場合のことは考えていませんので、その辺はご理解のほどを(^^ゞ


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