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Fries Rod とフライライン [バンブーロッド "Bamboo Rod"]

 
Bjarne Fries Rods 8'~8'6"

いい天気だったので、8' #2~3 The Noodle から、 8'6" #5~6 The Antigravity まで、8フィート以上のフリース竿を片っ端からラインを通して投げてみました。よく考えるとこの6本を同時に振り比べることは初めてでした。
で、気付いたことがあったのでここに書いてみます。

と言っても、竿のインプレッションじゃありません。
フライラインについてです。

僕は変わった物好き?なので、フライラインとしていちばんのメジャーどころだと思う3Mのラインについては、Spay、XXD、Nymph、といった偏ったものしか最近使っていないのでなんとも・・・、なので、メイクはCORTLANDについてです。

もうだいぶ以前の話になります。
僕はずっと444(昔からある肌色のフツーのやつです)を使っていたのですが、Fries さんとメールでやり取りしているなかで、444 Clear Creek Taper が自分の作った竿、それも特に柔らかい竿に合うという話が出てきたので、早速メールで取り寄せて使ってみたわけです。
ご存じの方もいらっしゃるでしょうが、444 Clear Creek Taper はWFラインなんです。
え"~竹竿にWF?と思われるでしょ。フツーの人が言うと眉唾ものな話なんですが、釣師そして竹竿師としてある種の天才が言うことなのだからこそ試してみたんですが、これが抜群に調子良いんですね。ノリがいいって言うんですか、負荷の掛かり具合がものすごく良い。
竹竿はラインを吹っ飛ばすんじゃなく、ラインを運んでいく感覚を手に伝える道具だと考えている僕にとって、これはホントに良いラインなんです。
寒くてもしなやかで巻き癖は付きにくいですし、欠点と言えばランニングラインがしなやかすぎて縺れやすいことぐらいです。

ただ、この 444 Clear Creek Taper 同一番手の他のラインと比較すると、実重量はわからないのですが、キャストしたフィーリングからはなんとなく少し重いような気がします。特にライン負荷にシビアな竿では、同じライン番手なのになんで・・・?、と感じると思います。
Fries さんの竿では、適合ラインとして2番手表記のある竿では軽い方のラインを使う方が過負荷にならず気持ちよく感じました。

もともと竿のラインナンバー表記は主観的なものやと思います。
自分の竿に合うラインを自分で試さないで、表記をうのみにしたり、同じブランドの同じラインばかり使っていると、その竿のいちばん美味しい部分を未だ味わえないままになっているかもしれません。

最近のラインについては、次の機会に。


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