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ウジニッキのグラスロッド “Mario Wojnicki 217P4 7’2” #4” [グラファイト&グラス・フライロッド]


Mario Wojnicki 217P4 7’2” #4

この竿、マリオ・ウジニッキのグラスロッドとしては、ウインストンのストーカーブランク発掘時代から、黄色ブランクになって、この自分でブランクを設計して作らせた217P4に至る、マリオ・ウジニッキのグラスロッド、その歴史の中でも最高のアクションです。

以前のものは、アリものブランクをウジニッキがリファインした?んだと思いますが、この竿は唯一のウジニッキ・オリジナル・ブランクですから。
もっとも、2006年モデルとして竹竿、グラスロッド、各2モデルがカタログにアップされていますから、現状はどうなのかわかりません。

このグラスロッドが出る前提として、ウジニッキが好むアクションが先調子からパラボリックへと変化していったような気がします。

’90年代半ばにScottのブランドで竿を作り出す前後までは、私の持っていた8’#4もそうでしたが、プログレッシブなファーストアクション(先調子)のものが多かったように感じます。
ウジニッキ=5角ロッド、のイメージが定着する頃から、なんとなくパラボリック系のアクションが取り入れられてきたようですが、まだまだ先調子がメインでした。

同じモデルでもなんとなくパラボリックになってきたなあと感じたのは2000年頃からかなあ。
7’7”のV4を、前後2本所有することになったのですが、初期の竿と最近の竿を比較すると(もっとも、古い方は手放したので、身体が覚えている記憶でしかないんですが・・・)、明らかにパラボリック寄りになってきているような気がします。

その流れの中で開発されたのが、この“Mario Wojnicki 217P4 7’2” #4”ですね。
当時っても2年前ですが、バンブーの2P2Tが$2,100の時に$1,000のグラスロッドですよ!
ウジニッキにメールして、
ほんとに良いんか
って聞いたら、
ほんとだ
っていうので、好奇心のあまり、つい買ってしまった。

で、これが凄いんですよね。
素材がどうのこうのっていう以前にすごく使いやすい竿なんですよ。
グラス素材なのに、ブレもバイブレーションも出ない。

でもねえ、やはり竹竿の方が好きなんですよ。
川へ向かうとき、どうしても竹竿を持ち出してしまう。

で、ヤフオクで放出することに決めたんですが・・・


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