エアフロ シーバス ライン [フライライン "Fly Line"]
AIRFLO SEA BASS SPECIAL WF9F
久しぶりのフライライン、
エントリーは、エアフロ「シーバス」らいんです。
お願いやから、カタカナで「シーバス」って書くのはやめてほしいなあ・・・m(_ _)m
僕にとって初めてのフローティング・リッジライン。
インプレッションは・・・、
重い?、すべらない??、う~ん・・・???
でした。
ラインが重いのは、ソルトウォーターメインのグラファイトロッドにおける最近のトレンド、
「やたらなハイパワー&ファーストアクション」がもたらした影響なんでしょうか?
確かに海の魚を釣ってみて思ったのは、「こりゃフライロッドにはごっつすぎるわ」(笑)
ってことでした。
だから、フライロッドがハイパワー&ファーストアックションになるのはわかるのよ(苦笑)
でもね、フライラインが重くなる、ってのはいかがなもんなんでしょうか。
このシーバスライン、#9なのだけれど、最新の「クロスカレントGLX」の#10、をもってしても、
「これって、重すぎるんじゃないの」
ってぐらい重い(-_-;)
ましてや少し前の、T&T ホライズン(これもソルト用、硬めのロッドですよ)#9、じゃ重すぎて振れない、
(-_-メ)
竿の表示番手に合わせてご購入なさった方には、ご愁傷さま、としかいいようがない。
僕の感覚では、もう1本、1~2番軽いラインを買ってください、っていう陰謀(笑)
それは冗談としても、最近のライン番手表示の感覚的メチャクチャさには閉口してしまいます。
AFTMA規格なんて意味ないじゃないか(--;)
で、すべらないのは、なんでなのよ!
GLXの形状記憶チタン合金ガイドだと、ホール時に摩擦音が出るぐらい引っ掛かる。
リッジラインって、パッケージ裏面に「シュート性能が向上」ってちゃんと書いてあるのだけれど、
これって重いからぶっ飛ぶってコトなのかな?
専用のコーティング剤でも付属してもらわないと、使い物にならないやんか、
って思うのは、僕だけなんだろうか?
マーベリックさん、パッケージのネーミングであそんでないでなんとかしてよ・・・m(_ _)m
7月29日 追記 海で使ってみて・・・
シーバスラインは、ちょっと名誉回復。しかし・・・
お試しのベランダキャストでは予想外にイマイチだったので、期待はずれから第一印象をおもいっきり下げてしまった、エアフロシーバスライン。
ウニャウニャ文句を付けたままってのも心苦しいので(いいとこもあるんじゃないかって、ね)大阪湾のシーバスボートからの夜釣りで使ってみました。
このラインを乗せたロッドは、T&T、ホライズン9'#9(海用のロッドね)です。
あれ、そんなに重くないぞ? なんでだろ・・・(?_?)
って思ってよく考えると、距離が出てないんですね(笑)
キャプテンがストラクチャーからわりと近めの位置にボートをもっていってくれるので、キャスト距離が短い。リーダーを入れても20mも出てないぐらい。
竿と、リーダー&ティペットの全長を引くとラインは15m程度です・・・(^^ゞ
もしかしたら、このラインってまったく遠投を考えてなくって、
ご近所狙いに特化してるのかな?
って考えたりしながら使っているうちにもう一つの特性に気がつきました。
大阪湾のけっしてキレイとはいえない海の水が付いてもラインがベタつかないし、
そのおかげなのか滑りも変わらない。
また、ベトつかないので船上でもつれない。
コレはこのシーバスラインの明らかなメリットです(^_^)v
そんなわけで、すこしだけ名誉回復(笑)
それじゃ重さに対する感覚も、僕の錯覚だったのかと思って、
このWF9F表記のシーバスライン、UMPQUA FLY LINE SCALEを使ってデーターを採ってみました。
結果は、
先端9mの重さは、約17.5g、
ということは#10ラインよりほんのちょっと軽いだけで、ほぼ#10相当。
ヘッド部分の全長が約13mあって、そのヘッド全体の重さは、24.5g。
つまり、380グレインで、
まんま、AFTMA #12 ラインの先端9mに相当する重さです。
ね、ほんとうに重いでしょ(苦笑)
私見ですが、これを#9表記で売るってコトは、やはりいかがなもんか、と思います。
たとえメーカーサイドになにか意図があってこの重さにしたんだとしても、やっぱりちゃんとした説明がないとアカンのではないかと。
実戦投入後も、僕のT&Tホライズン#9には#8がベストマッチだったのではないか?
って疑問が晴れません。
正直に言って、買い損なってしまったわけで(-_-メ)
だからといって#8をもう一本お買い上げ~、なんてちょっとねえ。
フライラインって高いんだもん・・・(--;)