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TIBOR REEL The Riptide [フライリール "Fly Reel"]


"Tibor The Riptide"を構成しているパーツ(10円硬貨は解体用ツール)

前回のブログで、ちょっと意味があって・・・、って書いていたのは、
今回、このリールを取り上げたかったからです。

この"The Riptide"を含む"TIBOR REEL"は、おそらく現時点でベストセラーになっているソルト用フライリールだと思います。

特徴は、ひとことで言い表せます、

シンプル!

ただ、それだけ。

同じメーカーの"Billy Pate"シリーズは、ボールベアリングもない究極のシンプルさを誇っていますが、
この"TIBOR REEL"も、ボールベアリングのあるなしを除けば似たようなものです。


分厚いメインギアに注目!
ギアといっても回転を伝えるものではなく、単に逆転を止めるためのラッチですが・・・

フライリールに求めるものは、人それぞれによって違うと思います。
でも、フライリールに対する究極の要求ってなんでしょうね?

僕は、「壊れない」ってことだと思います。

そのためには、できる限りシンプルな構造で部品点数が少なければ少ないほどいい。
そして、各パーツはそれぞれが要求される強度を長期間十二分に保つことが必要です。
それがこのリールを創り出した、メーカーと設計者の意図なんだと思います。

ね、ボグダンのサーモンリールとは対極の位置にあるでしょ(笑)

しかし、だからといって、
ティボーとボグダンのどちらが良いか、
なんて比較することは、ナンセンス、まったく意味がない!

G.ショックと、パティックの永久カレンダーと、どちらがいい腕時計なの?
って質問と同じです。

こんな質問に答えられるわけないじゃないですか(笑)
アレもあり、コレもありの趣味の世界なんですから。

僕はリールに対しては寛大でしょ、竿とフライラインに対しては厳しいけど(笑)

それは、例えばクルマにたとえるとわかりやすいかもしれません。
リールは、エンジン、
竿とフライラインは、シャーシーと足回り、
って考えてもらうとどうでしょう?

クルマ好きな人には、なんとなくわかってもらえると思います。
いかがですか(笑)

 


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