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東北、そして道南 その2 [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]

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道南のイワナ♀、同じポイントでどでかい♂も釣れたのでその愛人ですかねえ・・・
もちろんネイティブです。


Bjarne Fries "The Katana 704" 7' #4
Alchemy Model 50
Cortland 444 Clear Creek WF4F


道南では上記の組み合わせを頻繁に使いました。
本州ではちょっと強めすぎるかな?と感じるコトの多いKatana 704ですが、
アベレージが大きく、#8~#12のビッグフライを多用するの道南の川との相性は抜群でした。
よりパワフルなKatana 735を使いたいシーンもあったのですが、本州ではこの竿を必要とするようなシチュエーションがなく、すでにヤフオクで手放してしまった後で・・・残念(--;)

上記のKatanaシリーズは道南の渓流での釣りを念頭に置いて、フリースと彼の日本の友人とのやりとりを通じて開発された、という経緯があるらしいのですが、
実際に道南の川で使ってみて、なるほど!と思わせられるモノがありました。
トルクが強いのでスロースピードでラインを操ることができ、回転しやすいブッシーなフライも、でっかい蝉フライも#4ラインで十分に使いこなせました。

はじめて行った道南の溪ですが、こちらも東北と同じく、雪代以降に雨がほとんど降らなかったらしく水量はかなり少なかったです。そのためか状況はけっこうシビアでした。
ただ、シビアとはいってもあくまで道南的には、で、本州、それも大阪から行った僕にすればパラダイスでしたよ。

幸運なことに、今回の道南への旅はあつかましくも某巨匠に同行することになり、
巨匠の釣りを間近で眺めたり狙うポイントを教わったりしているうちに、

「なるほど! こうするのか!!」

というふうに、目から鱗が落ちまくり、この歳になってフライフィッシングに開眼しました。
もちろん巨匠とおなじことが出来るようになった、というわけではありませんが、
「状況に合わせたタクティクスとしての渓流の攻め方」
というモノを少しは理解できたように思います。

特に、巨匠の(ロングリーダーが主流になった今の日本の渓流シーンからは、かなり短いリーダー&ティペットです)普遍的、トラディッショナルなタックルシステムを使うにもかかわらず、フライへ魚を出すために必要な、定位している魚の捕食ライン上にドラグフリーでフライを流し込む技術には目を見張るモノがありました。
巨匠は縦横無尽ともいえるメンディングを駆使し、また、フライの着水時のティペットのたるみを狙うポイントにより自在にコントロールしてるわけです。
これまでにも上手いといわれる方の釣りを色々と実際に見て来ましたが、S氏は間違いなく巨匠という敬称に値すると思います。

巨匠がどれだけ凄腕なのかは言葉では説明しかねるのですが・・・
巨匠が講師をされているスクールに参加したり、釣りシーンのムービーを見るとその片鱗は伝わってくると思います。

この巨匠が誰か?は、ご自分で考えてくださいね。


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