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熱中症・・・(>_<) [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]

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富山県某川のイワナ、ウ~ン・・・小さいですね

避暑を兼ねて北アルプスの麓、標高約1,000mにある湖畔のキャンプ場へ行ってきました。
目的はもちろん某湖周辺源流域のイワナ釣りだったんですけど・・・

下界に比べて涼しいな~、快晴の焼けるような日差しの炎天下なのに25℃ぐらいしかないや。
天国だね~、汗もかかないし・・・。
って言いながら、小手調べに林道沿いの橋から踏み跡をたどって入溪。
魚影は濃いみたいで、日陰を狙った2~3投目にこんなのがフライを咥えてくれました。

入溪点からわずか50~100m、チョコッと釣り上がった辺りで、木陰から一匹引きずり出したって喜んでるうちに、炎天下の河原を歩いていると軽いめまいがして、落差も大石もない川なのに足下が急に危うくなり、
あれ~・・・なんかヘンやな~、
って思ってるうちに、妙に体温が上がってるような感じがして、急にだるさに襲われ、
どうなったんだろ?って思いながら自分の身体をチェックすると、呼吸が速くなっているし、熱いのに身体が汗をかいてないんですよ。なんとなく吐き気がするような感じで気分も悪いしね~。

これって熱中症の初期症状じゃないのかな~~~(@_@)、ま、水でも飲んで・・・
って休憩しながら遡行のペースを落としても少しも体調は回復しないんんですよね。

なんとなく思考能力もなくなってきたように感じて、
こりゃヤバイわ・・・ってボケーとしながら竿も振らずに上流へ向かってヨタっていると、偶然にも簡単に出られそうな脱溪ポイントを発見。
ここで上がらんとアカンわなあ~、って
這いずるように川から上がり、アタマくらくら、足下ヨレヨレで林道をたどり、ウェーディングシューズとウェダーを脱ぎ散らかして木陰に止めたクルマの中でダウン・・・(>_<)

しっかりペットボトルを抱えて、水は吐きそうになるほど飲んでましたけどね。。

こんな時に限って、熱中症の回復に最適な冷たいスポーツドリンクは持ってないし・・・

って時点で、思考能力が低下してるっていうか、少しも頭が回ってないんですね。
水も砂糖もキャンプ用の調味料として持ってたから、それを水に混ぜればいいのに、そこまで思考がいかないわけで・・・(@_@)

2時間ほど窓を開けなはしたクルマの中で倒れていて、体温が少し下がったのか、歩くのはフラフラするもののなんとか運転できそうになったのでキャンプ場まで移動。
ヨタヨタしながらテントを張って、中に倒れ込むようにダウン。
チャンとペットボトルを抱えながら倒れてて、我に返るたびに水飲んでましたけどね(笑)
夜中に気づいたら、自動膨張式のサーマレストにちゃんと空気が入ってなかった(--;)

シンプルな大文字のI型のフレームに本体のフックをパチンパチンとはめるだけで簡単に張れるMSRのハバだったからよかったんですけど、これがややこしいテントだったらどうなったことやら。。

自分が経験してみてわかったんですが、単独でヤバ目なところに入っているときに熱中症になってしまうと、初期症状でも命取りになりかねないなと・・・
正常な思考能力が無くなるってコトは恐ろしいものです。 

僕の事例では、空気が乾燥しててるから汗をかかないんだ!って思ったのが大間違いで、
その時すでに僕の身体の体温調節機能が変調をきたしてたんですね。

まだまだ暑い日が続きます。
みなさまも熱中症には気をつけてくださいね。


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