SSブログ

カリフォルニア2008 #3 クラマスリバー #2  [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]

IMGP2160-500.jpg
ウエットフライのスイングに適した長いランでボートから下りてスペイキャストをする釣り人。

午前中は穏やかだった天候も、ランチを食べる頃には雲が厚くなり川下から強い風が吹き始め、そのうちにドリフトボートが流れに逆らって上流へ吹き流されるほどの突風が吹き始めました。
キャストは風に流されて仕掛けはこんがらがるし、上流へ流されるラインがインディケーターを引っ張ってしまい結果的にフライ先行で流れるカタチになってしまうので当たりが出にくい上に、風と波にもまれ大きな消し込み以外は何が何だかわからないというような状況になってしまいました。

おまけに冷たい氷のような雨まで横なぐりに降り始め、厚手のフリースにパタゴニアのSSTジャケットを着てフードを被っていてさえ、袖口から染みこんでくる冷たい雨に上半身はじっとり湿り、ウエーダーを履いているのに風でどんどん体温を奪われて冷えてくる下半身に、もうじっとしているのには耐えられないぐらい身体は冷え切って、寒さを忘れるのは魚が掛かっているときだけ。

こんな時に、冷たい雨風をしのぐ術が自分の着ているウェアしかないボートから降りることが出来ないのはほんとうに辛いです。
あまりに寒いからってガイドのクレッグが持っているポットから温かい飲み物をもらって飲むと、こんどはオシッコが・・・(@_@)

濡れた身体で寒さに震えながら、もう釣りなんてどうでもいいから早くボートランチに着けばいいのに・・・ってことばかり考えていました。

IMGP2062.jpg

結局、この日は20インチを少し超えるぐらいのスチールヘッドが最大でした。
数は大小合わせて10匹ほどだったと思います。
あまりの寒さに、記憶が・・・

翌日、このクラマスリバー辺りは一面の雪に覆われたようです。

IMGP2061.jpg

数日後、天候も回復したので今回のリベンジするために再びクラマスリバーへ向かいました・・・

 


nice!(0) 

nice! 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。