雨の後、北陸へ [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]
土曜日に釣った、福井県某川のアマゴの写真なんですが・・・
この写真はブログにUPするためにサイズを落としただけのモノ。
ちょっと青っぽいかな、って思います。
基準になっているのは、フライラインの色。
こいつは「マスタリーXPS」なので、実際の色はもうちょっとオレンジっぽいというか、赤みが強いですよね。
そこで、画像編集ソフトでチョコッといじってみたのですが・・・
PCでチョコッといじってみたけど・・・
なんだか「サビサビ」のアマゴみたいになってしまいました。
いろんな補正を弄くれば弄くるほど、
「こんなんじゃないだろ!」
っていう絵になってきて、
もう、なにがなんだかよくわからん・・・(--;)
本題の釣りの方ですが、
土曜日の福井県某川は、前夜まで降ったけっこうな量の雨で、ここしばらく続いた渇水も久しぶりに解消されて、釣り場を目指して道路を走るクルマから見る限りは、川には濁りも入ってないし絶好の水況のように思われたんですが・・・
続く渇水からいきなりの、平水+10~15㎝の増水だったので、魚たちは活性が上がるというレベルを超えて避難モードに入っていたらしく予想外の絶不調でした。
また川のスケールや勾配が理由で、全体的に表層の流速が上がりすぎていて、魚が水面で餌を摂るのに適当な流速の部分が川の全域でほぼすべて潰れてしまっていたことも、今回ダメだった理由のひとつだと思います。
流れ(瀬)の脇に葦が生えている流域では、ほぼ、まったくといっていいほど魚は瀬には入っていませんでした。
かといって、淵やタマリから魚が出てくるかといえば、それも低調でした。
川岸が岩や石になっている流程では、少ないとはいえ瀬や流芯にも魚が入っていたことから、葦が生えているところでは、急な大増水で魚は避難も兼ねて葦の中に入っていたのではないかと推測できます。
イワナがメインの川にかかわらず、この日に釣れたのはアマゴがほとんどだった、ということからも流れが早すぎてイワナの就餌に適した流速の部分がなかった、といえるんじゃないでしょうか。
餌(青虫、グリーンキャタピラー)をくわえているイモリ
本流の脇にある、わずかに水が流れ込んでいるタマリの部分にイモリが住んでいました。
水面にポトリと落ちてきた青虫を目ざとく見つけてパックリと食べたところです。
イモリの餌も、テレストリアルになっているんでしょう。
この季節、おそらく、この川のアマゴやイワナも、テレストリアルメインの食事をしているんでしょうね。