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道東、忠類川の鮭釣り [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]

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80㎝ほどのフレッシュな♂ チャムとしては小ぶりですが・・・

忠類川へ鮭を釣りに行くのは2005年、2006年、そして2008年の今回で3度目です。
例によって9月最初の週末を利用した2泊3日の強行スケジュール。
中標津空港への飛行機の便が非常に限られているので、釣りができるのは到着日に2~3時間、土曜日まるまる、日曜日は朝だけ、って感じです・・・(^^ゞ

2005年はよかったんですけどね~、以降はなんかイマイチな感じでハズレっぱなし。
2006年は魚を踏んで歩かないと上陸できないといわれていた知床半島まで渡船で出掛けたのですが・・・
いったいどこに魚がいるねん・・・、ってな感じで、アタリ一発だけでお終い(--;)

3度目の忠類川ツアー、2008年の今年は、

いい話を聞いて、今回は良さそうやね~って期待して現場に行くと、

なんじゃこりゃ~!!

魚の群れがいない、いてもフライを食べない、昨日はよかった、等々・・・、
遡上魚の釣りにはよくある話ですが、今年も、なんかイマイチだよね~、って状況でした。

状況ですが、川はほぼ平水、水はクリア、
魚はいるんだけれど、そのほとんどがカラフトマスで、オマケにほとんど遡上行動がなく活性が低い。
う~ん、雨が降って増水すれば動くんだろうけどね~、って感じで、ひと雨待ちって雰囲気。

ただ、魚に邪魔されることなく、バックスペースの無いところでフライを投げ続けていたおかげで、ロールキャストから進歩してダブルスペイ、スネークロールとチョットはスペイキャストができるようになりました。
やれば出来るもんですね~ははは・・・(^_^)v
まだランニングラインのシュートまでは出来んけどね。

HPなどをいろいろ調べたところでは、
水が低くクリアで、魚の活性が低いときは#6~8の小さいフライで・・・、
ってのが正攻法らしいのですが、正直言ってあまり効果がなかったです。
無視されっぱなし(--;)
でっかくて重いブラスアイを付けた大きめのゾンカーやバニーの方が比較的によく食ってきました。

それも、オレンジ!!
理由はわからないんですが、とにかく、赤でも紫でもなく、クリオネカラーでもない、
単なるオレンジにアタックしてくるケースがいちばん多かったです。

あとはね~、この忠類川って、とにかく川底をフライで転がすようにしないとダメです。
底石にフライかフライラインが当たるコツコトという感触がないようでは、魚もフライを食ってこないみたいです。
フライラインやヘビーウエイトなフライだけで底まで届く気配が感じられなかったら、
ハリスに重いガン玉を付けてでも川底までフライを送り込まないと、この川のサケマスは釣れないですね。

かっこよくオシャレ~なフライフィッシングではきっと貧果に終わりますよ(--;)
ま、もちろんフロックというモノがありますから絶対とは言えないけど・・・

ヘボいキャストでドボン!ジャボッ!ってな感じでフライラインやフライを打ち込んでいる人が釣ってます。
ほんとはね~、これって腕がヘボってんじゃなく、その人が重い先端部の付いたシステムを使ってるっていう証拠ですから(笑)

忠類川へ行くときはシンクレートの高い重いフライライン、そして2B~6Bあたりのガン玉を持って行く方がいいですよ。

今回のお道具は、

Thomas & Thomas 12' #8
Hardy Bros. St. Jhon
Rio WindCutter Spey 6/7/8 (Type 8 tip)

Sage 5120 12' #5
Loop 3W
Sage Spay #5 and Teeny T300

でした。

さすがに#5ロッドでは柔らかすぎてフッキングが甘かったのか、
チャムらしき魚にフックを外されてしまいました(--;)
カラフトマス(ピンクサーモン)だと、この#5のウルトラライトスペイロッドでOKでした。

ロッドが12'だとチョット短いかな?って感じはありますが、
軽くて取り回しがしやすいっていうメリットは何物にも代え難いんですよ。
僕みたいなヘボでは、ごっついロッドで遠投したって、探り方や流し方が雑になるだけで釣れないしね(笑)

そうそう、クリックドラグのリールでは鮭釣りはダメ!って話もありますが、
「対象魚種に合った真っ当なモノ」
だと、クリックチェックのリールでもまったく問題なく機能して大丈夫ですよ。
5~60年以上前のHardyでチャムも獲れますから。
だって、St. Jhonは小型サーモン、グリルス、シートラウト用のリールだしね。
僕的感覚では、海用のディスクドラグリールは鮭釣りには"Too Much"です。

 


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