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天川 キャッチ&リリースエリア [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]

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道の駅「吉野路 黒滝」で売っている、地元黒滝産の手作り「こんにゃく」

天川へ行く途中の黒滝にある道の駅で、ご近所のおばちゃんがやっている小屋で売っている、ちょっと唐辛子のきいた旨口のお出汁でよ~く煮込んだ「こんにゃく」
割り箸が刺さっているので田楽って言うのでしょうか?

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100円払うと、おばちゃんは
「好きなん選んでや」
って言うんですが、なんかみんな形や大きさが違うような・・・
いちばん大きそうなのを探して鍋の中から取るんだけど、ほんとに大きいのかどうかは・・・

きめの粗い、プリプリって言うよりはブリブリって歯ごたえのある食感のこんにゃくに味が芯までしみていて、これがとってもウマイ!!
この「こんにゃく」を食べることが、僕が天川へ釣りに行く楽しみの一つになってます。

洞川でおいしい湧き水を汲むとか、豆腐を買う、なんてこともお楽しみだったのですが、今ではもう「オモイッキリ観光化」されたので、興味がなくなりましたね(--;)

さて、本題の「天川キャッチ&リリースエリア」ですが・・・

僕は、これまで天川水系では支流も含めてもっと上流部にしか行ったことがないので、九尾ダムインレットのすぐ上流にあたる「天川C&Rエリア」周辺に来たのは初めてでした。

右岸の道路に止めた車からC&Rエリアを見下ろして感じた第一印象は・・・

いろいろあるのも承知の上で、あえて書きますが、

「なんや、平川やんか・・・、しょうむな~」(--;)

っていうものでした。

天川流域でも、とてもじゃないけど一級ポイントとは言えない場所をあてがわれて、フライフィッシングって餌釣りに比べていまだに迫害されてるんやな~、って感じたわけです。
フライでやる人って餌釣りの人と比べたら絶対数が少ないし、餌の人は鮎釣りとも重なるので「アマゴの年券」と「鮎の年券」の2枚を買うんやろうから、ぶっちゃけ漁協に落ちるお金の多寡の問題で、しょうがないと言えばしょうがないねんやろうけど・・・
なんてことを思いながらも、このC&Rエリアの設定にはいまいち釈然としませんでした。

しかし!

僕が知らないところで先人の努力もあったんだろうし、否定したらアカン!!

って気を取り直して、エリアの端から端までを車を走らせながら道路の上からポイントをチェック。
下流へ向かって少し走ると、あれ、もうダムのインレットやん、もうこれで終いなん・・・
天川C&Rエリアって、全長数百メートルしかないような気がするねんけど~

ここでまた、
これって「長いヒモを振り回して広い場所を占有してややこしい釣り方をする奴ら」を一部閉鎖地域に閉じ込めておくための陰謀ちゃうんか(笑)
という疑惑が・・・

いやいや、せっかく遊びに来たのにポジティブに解釈せんと気分悪なるから、

チェンジ!!

しかし、ここで僕の方に問題が・・・

こんなだだっ広いトロ場なのに、今日は6’3”しか持ってきてないやんか、
上から見る限りみんな長い竿でやってるし、どないしょ~
季節的には問題ありやけど、やっぱ、上流の渓流へ転進しようか・・・
しかし、昼から大阪を出てきたので今さら上流部まで行くのも時間が無駄になるよ~な気がするし、ま、いいか!

・・・ってな感じで、なるべく釣り人のいないところを探して、天の川温泉センター前に掛かっている橋の上に立って下をのぞき込むと、ライズはしていないものの、アマゴらしき魚影も見えます。
先客は橋の上流側にひとりいらっしゃるだけで下流側が空いていたので、まずはそこで釣ってみることにしました。

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1匹目。#18ぐらいのCDCミッジに来ました。

この日は下流側からの風がやたらと強く、ティペットが上流側に吹き流されてナニをしても無理やりストレートになってしまう状況で、ドラグ回避がどうのこうのっていう以前にミッジ・ドライフライは勝手に上流へ向かって流されるし、まったく上手く流せないのでライズはしてても僕のフライには出ない、って状況で1匹でお終い。

苦肉の策でフロータントが付いたままのCDCミッジをそのまま流れにのませるように強引に沈めて、ラインをメンディングしたり止めたりしながらフライを動かしたり、ダウンクロスまで流れたらピッピッとアクションをつけるというインチキ釣り?で数匹追加。

橋桁横の落ち込みの底にデカイのを見つけてニンフにチェンジ。
しかし食わない・・・、ただピックアップするときにフライに反応してきた魚がいたので、フライをソフトハックルに。
3回掛けて2バレ、1切れ。
切れたのは尺を軽く超えてるのが魚体を見せながら食ってきたので、反射的ビックリあわせで0.5号がプッツン(>_<)

風も収まらないし、一カ所の水中を引っかき回し続けると放流魚とはいえさすがに反応が無くなったので、釣り場の状況観察も兼ねて上流へ。
河原を10分も歩かないうちにC&Rエリアの上流側終端の橋が見えてきました。

初めての場所なので出会う人ごとにエリアの状況を尋ねてみたのですが、声を掛けさせていただいたほとんどの方が常連さんではないようで、今日の釣り況のみの入手でした。
ひとことで言うと、
「ぼちぼちやね~」(標準語だと、「イマイチよくないよ」)状態。

おしまいまであとワンセクションって辺りで、この川によく来られるという「おねえさま」に遭遇。
やっと、最近の天川についてやこのC&Rエリアの情報が得られました。
彼女にポイントを教えたもらったおかげもあって、夕方まで飽きない程度に釣り続けることができました・・・m(_ _)m

尺越えも4~5匹!!

でも、なぜか派手にジャンプするのばっか・・・
そう、ニジマス君です。
釣り方の問題なのか、フライの問題なのか、アマゴはニジマス4匹に1匹混じるって感じでした。

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成魚放流のアマゴ・・・

タックルは『朝間ロッド』6’3”#4に、『Alchemy Model 50』
ラインは、コートランド444『クリアクリーク』#4
この竿にはガ~ンとやられました。詳細は後日アップします。

17時頃になんとか泣き尺のアマゴが釣れたので、おしまいにしました。
放流したてのスキニーでヒレの丸い・・・って所はご愛敬。。

釣行記の一発目が食べ物なんて時は、ど~せろくな結果じゃないわけで・・・


タグ:渓流釣行
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