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天川・・・、なぜかニジマス [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]

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ハリスが0.3号なので、今のうちに記念撮影を、と・・・

下界では桜も散り染めの日曜日、久しぶりに天川へ出掛けてきました。
数日前から昼間は暑いぐらいまでに気温が上がったので、ドライフライで釣り上がろうと谷筋に入ったのですが、このところしばらくまともな降雨がなかったのでかなり減水していました。

おまけに林道が林業の低迷で見捨てられたのか、BMでも入れた10年ほど前とは比較にならないぐらい路面が荒れているんですね。
エッジの立った落石がゴロゴロ転がっていて僕のクルマではかなり・・・(--;)、な状況。
奥まで入り込んでややこしくなる前に、鼻面を崖から突き出すようにしながらムリヤリUターンして撤収。

本流筋をのぞきながら下るも、さすがに日曜日。
要所々々には釣り人の車が(--;)

どうせなら、最激戦区?の「C&Rエリア」をやっつけようと下流部へ。
「C&Rエリア」最上流部の橋の側にクルマを止めようとすると、道を歩いていたフライロッドを持った一団から声を掛けられました。

う~ん、みんなこの辺りにいるのね(^^ゞ

そのエリアのちょっと上流の河原へ降りると、同じ装束を着た「渓流魚撲滅派閥系」の餌釣りの人が数人で入れ食っています。
どうも週末前に追加の成魚放流があったようですね。
同じエリアをウエットでやるとよさげなのですが、いつまでも釣れ続くので当然移動の気配もなく、


「こりゃ全部抜くまで帰らんよな~」

ってな感じで、しょうがないので餌釣りの人がいないポイントの下手から「フライの人隔離区域」へとウエットを流しながら移動しました。

橋の下の小プールを観察しても、ピンちゃんか「うーさん」らしい散発ライズしか見られないので、
即ニンフへとチェンジ。

「また、6'3"でニンフかい・・・」

って思いながらも、アマゴと「うーさん」を1対3程度の比率でやっつけて、
同じフライじゃ反応が無くなったので、けっこうたくさんいるトロ場のアマゴと「うーさん」を追い散らしながら(--;)、もうひとつ下のプールへ。

流れ込みの下、ほんのすぐ目の前の足元サイド(ほとんどの人はココを流さないだろ・・・)でアマゴを一匹やっつけて、
「うーさん」にかまわれていると、
流芯の向こう側のいちばんイヤラシイ流れの中で、まっとうなサイズのアマゴが定位してライズしているのを発見。

しかし、こいつはやはり予想通りのスレスレアマゴ、
フライにじゃれついてはくるものの、どうしても食わし切れずに敗退・・・(--;)

石に座って、お茶を飲みながら作戦を考えていると、
流芯の下に、頬の赤いレッドバンドが入っている予想外に大きな「物体」を発見。

フライだけをニジマス仕様にして、イタズラしているうちに掛けちゃいました。
これが性悪アマゴをドライで狙っていたシステムなもんだから、ハリスは0.3号、
いや、「ティペットは8X」だったんですよね~

おまけに、どうせこのエリアじゃチビアマゴか成魚放流されてすぐのヘロヘロしか釣れない、って思っているから、ランディングネット無し。

突っ走るのを止めては寄せてはみたものの・・・

そうだ、証拠に写真撮っとこ、

って、「ダブルホールバッグ」正式名称は、Patagonia "Double Haul" のチェストバッグから片手でカメラを引きずり出して撮ったのが上の写真です。

この、Patagonia "Double Haul" ですが、僕は現行の「パーツがバラバラになるヤツ(笑)」よりも、初期型の「前後のバックが一体になったモノ」の方が身体へのフィッティングがいいので好きですね。

最近のパタゴニアのフライフィッシング関連グッズって、ウェダーやSST、ジャケットやシャツ等のウエアが機能的に進化していくのは僕も好きだし、買っても「たしかに前のよりいいよね」って実感するのですが、これらと比較してベストとバッグがどうもイマイチなんですよね~

フライフィッシング用のバッグとベストはモデルチェンジする毎に、どんどんハズレていっているような気がして・・・

なんていうんだろ、機能的なフリをしているんだけどそれは理屈だけって感じ、とでもいうのかなあ~
好奇心から新製品を買っても、

「う~ん、やっぱり前のモデルの方が使い勝手がいいよね~」

ってな感じで、新しいモノをヤフ処分・・・(--;)

妙に "SIMMS" が気になる、今日この頃でございます。

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針を外して欲しかったのか、釣れちゃいましたけど・・・20インチ(笑)

元は放流モノとはいえ、ハリスが0.3号だと、まあ、そこそこの成果でしょ。

こういうときには、竹竿の持っている独特の反発力ががモノをいうんですよね~
だから竹竿は止められないわけで・・・

ちなみに、この竿は『朝間ミッジ、6'3" #4』
リールはもちろん、自分ちの『アルケミータックル、モデル50』です。

そうそう、以前のブログで取り上げた「マスタリーXPS」ですが、
何回か使ってみた結果、すくなくとも僕が愛用している『コートランドのクリアクリーク』よりも浮力が強いことがわかりました。
ただ、使い込んだ「クリアクリーク」よりも、ラインがおろし立てで新しいからよく浮いた、っていうだけかもしれませんが・・・

この新しい「マスタリーXPS」の先端に付いている「ストリームラインド・ループ」ですが、
キャスティングや、ラインを伸ばして釣りをしているときにはデメリットを感じませんでした。

でも、この「ストリームラインドループ」いいことばかりではありません。

ラインの先端部をティップトップから内側へ入れてしまうと、フライラインとリーダーをループtoループで接続した部分がやたらとガイドに引っかかってしまいます。

水の抵抗を利用してフライラインを引き出そうとしても素直にラインが出て行かないのよね~、
そのうち縺れたりするから・・・

これは、現場では非常に具合が悪い・・・(--;)

ただ、このループの部分が体積と表面積を稼いで浮力を強めているとも考えられるので、
「このループ部分を切り捨ててスプライスドネイルノットでリーダーを接続する」か、
「それともこのまま使ってみる」かは、
僕にとってけっこう大きな問題です。

もう1本同じラインを買って試す、ってのもなんだかね~

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川合の出会いのすぐ下流にある、桃色の濃い「しだれ桜」が満開でした。

 


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