魚の写真を撮るのは難しい・・・ [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]
盛岡市内からほど近い川で、う~ん、写真が撮れない・・・
今年の東北遠征での釣りの初日、最初に訪れた某川ではフライと思われる先行者多数でちいさなイワナしか釣れないままに、朝から暗かった空から落ち始めた雨はまたたく間に本降り。
降り続くかなりの量の雨には、ハンバーガーほどのサイズに丸めていつも持ち歩いている軽量でコンパクトな"Patagonia"の"Houdini Full-Zip Jacket"ではちょっと役不足。
浸透した冷たい雨でシャツまでビショ濡れ・・・
おまけに雨の降り始めに感じられた魚の動く気配もまったくなくなったし、落石も恐いので早々に撤収。
道の駅で服を乾かしながら暖かい蕎麦を食べていると、雨も小降りになったようなので、増水の悪影響がなさそうな川へ。
事前の情報ではこの区間はよくないってコトだったのですが、橋の上から覗いて見ると水は少なめながらも安定しているようで、こんどはエマージェンシー的なものではなく「ちゃんとした」ジャケットを着て入溪しました。川に降りて最初のプールから尺上を2連発。
ただ2匹目は、イワナの川なのに走りまくって何度もジャンプする謎の魚。
寄せてみると、やっぱりのニジマスでした。
その後もフッキングのミスやバレはあるものの、要所では適度に25cm以上のイワナが釣れ続け、中には尺以上も混ざるなかなかのGodコンディション。
でも、写真で押さえられたのは上の奴だけ・・・
某『巨匠』と知り合ってから、『巨匠』の撮った溪魚の写真やその撮影現場を見ていると、
これまで自分が撮してきた魚の写真のあまりの不細工さと、その写真が単なる露骨でグロデスクな戦利品の捕獲記録みたいに見えてきて嫌になったんです。
単なる記録写真以下ですよね~、それじゃ。
それ以来、せっかく釣れてくれたんだから(食えない餌でムリヤリ釣ったという話もありますが・・・)、その魚一匹ずつの美しさや個性を引き出そうとして、いい写真を撮ろうとして釣った魚をなだめながら色々やっているうちにね~
やっとおとなしくなって、ネットの上でいいポーズになったなってんでポケットからカメラを取り出して、露出の設定をして、構えてさあシャッターを押すぞ、って時に、
それまで手を離してもおとなしくしていたのに、突然、我に返ったようになった魚にあっという間に逃走されてしまう。
1度もシャッターを押さないうちに。
おまけに、おなじコトが何度も繰り返されて・・・、結局まともな写真は一枚も撮れてない。
その惨状の繰り返しが嫌になって、まず押さえたのがトップの写真、っていうわけです。
とにかくネットに入ったまま撮っちゃえ、って感じでした。
魚の写真に関して言えば、今はサイテ~の状況ですね。
だって、魚に逃げられて撮れないんだもん。
ある意味、魚が釣れないよりも気分悪いよ~な感じです・・・(T_T)
そんなわけで・・・
いい写真が撮れない、撮り方がわからない・・・、と、お嘆きの貴兄に、
『アングラーズハットさん主催の、佐藤成史・デジカメ写真教室』
が、6月20日(土)に開催されます。
ただ、このスクール、開催地が北海道の函館なんですね。
でも、この教室は、
「巨匠の釣りを教えましょう」
っていうスクールよりも、もっと面白くってためになりますよ。
たくさん魚を釣る人や大きな魚を釣る人は「巨匠の」他にもいるかもしれない、
また、川や魚の写真を撮れる人も、いっぱいいます。
でも、
「自分が釣った渓流魚を撮る!」
というテクニックにおいて、
佐藤成史、という巨匠を超える人はいない!!
って、僕は思います。
特に、知る人ぞ知る、「ピーちゃん、ピーちゃん、・・・」の、巨匠マジック。
百聞は一見にしかず、です。
首都圏や関西圏から飛行機に乗って行っても、それだけの価値はありますよ。
おまけに、函館近郊のベストシーズンですしね(笑)
ところで・・・
動かないモノを撮ってみました・・・
Asama Rod 6'3" #4
& Alchemy Model 50 "Silver-Plated Custom" Reel
ここ最近気に入っている組み合わせの一つです。