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はたして復活したのか、何年ぶりかの「湯原温泉鱒釣り場」 [釣行雑記・渓流&川、そして湖沼]

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ヒレピンのレインボーは・・・、California じゃなく、湯原温泉の魚です(^^ゞ

タックルは、朝間『パーペキショニスト』 7'6" #4 (またグリップを削っちゃった) &
"Alchemy Model 50"
ランディングネットは"Silky Wood"の35㎝、あと10㎝は欲しいところ(魚が・・・(--;))

何年か前の(といっても、かなり前ですが)台風時におこなわれたダムの緊急放水で失われてしまったテイルウォーターのパラダイス、湯原温泉にある管理釣り場が復活している、との噂が耳に入ってきたので行ってきました。

ひさしぶりの湯原温泉でのフライフィッシング。
100%復活しているとは言い難いものの、それなりには楽しめる釣り場に戻っていました。

水草も壊滅以前と比較すると種類に疑問はあるものの、かなり繁茂していてます。
水質は、なんだかかなり富栄養化したみたいなのですが・・・、こんなんだったかも・・・??
ちょっと記憶が不確かです(--;)
過去の楽しかった記憶は美化されがちですからね。


しかし・・・!!

雲が切れて陽射しで一気に暖かくなったひとときの水生昆虫のハッチは凄かったです。
ユスリカ系の大小のミッジが息をすれば吸い込んでしまいそうなほどわき出して、
袖の上にはオナシカワゲラが止まり、
上空を見上げると光に透けるような小型カゲロウのスピナーが垂直にアップダウンしてる。

その大気中に雲霞のごとくうごめく水生昆虫の量の割には、
プールの水面に見えるライズは散発・・・。

この日はドライフライでのライズ狙にこだわっていたのでまっとうなサイズは2匹だけでしたが、
掛けると一気にラインをリールから引き出すパワフルさで、魚体はヒレピンの、ほぼ自然繁殖じゃないかと考えられるようないい状態でした。

流れのある瀬では、ここで自然繁殖していると思われる10㎝~25㎝クラスの1年~2年仔が小型のドライフライに飛びついてきます。

ここのニジマスは秋産卵のようで、水底の所々に見られる砂礫が掘り返されてきれいにされた産卵床とおぼしき場所の周辺では、婚姻色をまとったニジマスが追い掛け合いをしていました。

谷が薄暗くなる時間になると、あれほどたくさんいた水生昆虫もどこかへ消え、
水面はライズの音もなく静まりかえってしまいました。
ドライフライへの反応もまったく無くなり、なんだか退屈になったので戯れにフェザントテイルを流すとぽつぽつと当たりがあり、最後にそこそこのサイズを強引に止めようとして0.4号のハリス(笑)を切られたのを機にお終いにしました。


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