この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。
XPS [フライライン "Fly Line"]
1年使用したXPS(左)と、ほぼ新品のXPS(右)
この春にパッケージを開けたときには同じ色だったのですが・・・
ワンシーズン(30日は使っていないと思うが・・・)使用したラインは、明らかに色が抜けています。
表面に汚れが染みついているのは確かだけれど、紫外線で漂白されたのだろうか??
ワンシーズンの使用で浮力は明らかに落ちてきているのですが、表面の樹脂自体はそれほど劣化していないように感じます。
大昔のシュープリームはワンシーズンで表面にクラックが入っていたような記憶があるので、耐久性は増しているようです。
ただ、ドライティップテクノロジーとかでいくら浮力が強いと宣伝されていても、体感的にはそれほど変わっていないような気がします。
水質のせいなのかはともかくとして、なんらかのフロータントを塗ってやらないとこのフライラインも沈みますから。
フライラインの重さが決まっている以上、
水との比重差で浮力を発生させているフライラインの浮力を強くするには中身をスカスカにするか、直径を太くして体積を増やすしかないですもんね。
うどんみたいな太さにすれば確かに浮くでしょうが、そんなモノは使い物にならないわけで、フィーリングを乱さない範囲で浮力を増やすために出来ることは限られていると思います。
そこでどうしても表面張力を利用して浮かすということが必要になり、フライラインの撥水性を上げて表面張力で浮かすためのドレッシングが不要になる日はまだまだ先のようです。
性能を回復させるとかいううたい文句のリバイタライザーも、フライラインがよみがえるという効果は、いまいちよくわかりません。
実際のところは粘着性の強いフロータントとして使われている場合が多いようです。
そういえば、20年ほど前に、「パーマプラス」とかいう名前で古くなって傷んだフライラインを復活させるとかいうグッズがオービスから売られていましたが、いったいどうなったんでしょう・・・
僕も買いましたが、色がハゲるだけだったような記憶があります。
いまでは市場で見られない、ということは、あんまりいい評価を受けなかったのでしょうね??
コメント 0