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ABEL Super 12 AR エーベル スーパー12 アンチリバース(海フライリールの私的考察、その5) [フライリール "Fly Reel"]

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ABEL Super 12 AR (エーベル スーパー12 アンチリバースモデル)

ソルトウォーターリール、その両雄のひとつ、エーベルのスーパーシリーズ。
このモデルはあまり一般的ではないアンチリバースモデルです。

ひさしぶりに手に入れたアンチリバース・リールですが、同じメーカーが造るよりリーズナブルな価格のダイレクトドライブ・リールと比べてメリットがあるんでしょうか?
このブログではアンチリバースとダイレクトドライブ、それぞれのメリット、デメリットについて僕が思ったことを書いてみようと思います。

釣りの現場では、このリールを使って、2~3キロのビンタ(マグロ類の幼魚?です)からメーターオーバーのシイラ、50ポンドオーバーのセイルフィッシュまでランディングしました。
でも、まったく同じクラスの魚をダイレクトドライブのリールでも、これまた、まったく問題なく釣り上げています。

この二つのドラグシステム、もっとも異なっているのは・・・


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LOOP MODEL 3W ループ3W(海フライリールの私的考察、その4) [フライリール "Fly Reel"]

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LOOP MODEL 3W

LOOP初期の無骨なまでにエッジの効いたカクカクしたモデルではなく、
最近の(ってもだいぶ前だけど・・・)フレームやスプールなどのエッジが丸くなってからのモデル。
もちろんカウンターバランスを持ったシングルハンドルも後期型の特徴です。

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ちなみに、ちゃんとLOOPと書いてあるモデルです(笑)

ただ、フレーム裏面下側に
DESIGNED AND MANUFACTURED BY DANIELSSON INNOVATION AB SWEDEN. PAT.PEND
と小さく刻印されています。

今はダニエルソンブランドで売られているこのリール、もともとダニエルソンがデザインして作ってたわけですが、どういうわけかオークションでは「るーぷ」ブランドの方が人気があって高価だったりします(--;)

記憶にある限りでは、はじめて世に出たラージアーバー、おまけにフレームにセンター軸がなく、スプールはドーナッツ型で真ん中が抜けている!という、画期的というかとんでもないデザインのLOOPリール。
僕はクラシックリールが好きで、その系列に連なるであろうリールを作っているメーカーであるにもかかわらず、このLOOPのリールは好きで、小さなModel 1から最大のModel 4までいろいろ持っていました。
今、手元に残しているのはこのModel 3Wだけです。ということは、LOOPのなかでこのModel 3Wがいちばん好きってことなんですが・・・

LOOP使いになるための、ちょっとしたコツ


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TIBOR The Riptide ティボー リプタイド (海フライリールの私的考察、その3) [フライリール "Fly Reel"]

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TIBOR The Riptide のフィールドストリッピング

現代のハードコア・ソルトウォーター用フライリールの標準器と言ってもいいような、TIBORリール。
その中でももっとも汎用性が高い4インチサイズのThe Riptideです。

上の写真は、スプールの交換やグリスアップをする場合に必要な、もっともシンプルに分解した、いわゆるフィールドストリッピングをした状態です。
リールは、シャフトとドラグプレート(メインギア)を含むフレーム、スプール、ドラグノブ、そしてドラグノブの脱落防止用ナットの4点に分解できます。
ただし、脱落防止用ナットを緩めるためにはマイナスドライバーかコインが必要になります。

大きさの比較のために鉛筆を入れて撮影していますが、スプールとドラグプレートの回転を支えるメインシャフトは中空で直径がかなり太い物が使われています。
また、そこに使われるベアリングはサイズが大きいので剛性が高く強度が出せます。
このリールの剛性感は、このあたりのパーツからも感じられますね(笑)

次の写真は、TIBORとBAUERのドラグプレート部分の比較です。

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BAUER(バウアー) M4 (海フライリールの私的考察、その2)  [フライリール "Fly Reel"]

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BAUER M4 - 4” その中でも初期型のようです。
バッキングとWF8-S4を巻いた状態で274g。

このBAUER M4も現行モデルはフレームにホールがある発展型の、M5 SuperLite - 4”になっています。
M4 - 4”と、M5 SuperLite - 4”はスプールの互換性がありますので、機能性性部分は同じだと思います。

ちなみにM5 SuperLite - 4”のスペックは、
4.00in. 6.3oz. WF9+225yds. 20#、$390
です。

前回書き忘れましたが、M4 SuperLite - 3.75”のスペックは、
3.75in. 5.7oz. WF8+150yds. 20#、$365
でした。

ちなみに、僕的に直径4インチのライトソルトウォーターリールでBAUERの対抗モデルだと思っている、LAMSON LITESPEED 3.5のスペックは、
4.00" 5.90oz. WF9+200yds. 20#、$349
とホームページに記載されています。
ライトスピードの方が現地でのお値段が安いんですね(実売価格はわかりませんが・・・)!

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BAUER(バウアー) M3 (海フライリールの私的考察、その1) [フライリール "Fly Reel"]

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BAUER M3 3.75in

バウアーは米国西海岸、オレゴン州にあるリールメーカーです。
このM3はバウアーの初期型のモデルで現行モデルではないのですが、基本的なメカニズムは、同サイズの現行モデルM4 SuperLite - 3.75”とほぼ同じです。


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つるっとした裏面はちょっとクラシカル、かも

M3 - 3.75"とM4 SuperLite - 3.75”の違いは、フレーム裏面のベンチレーションと軽量化のための穴の有る無しだけだと思います。

僕のM3は、本体の自重はわからないのですが、現状でバッキングとWF8Fのラインを巻いて重さが243g。
8番ラインを使用するソルトウォーターリールとしては重くもなく軽くもなく、ってところでしょうか。
ただこのリール、より高負荷用のMacKenzie Xtremeシリーズが作られたことや、メーカーがオレゴン州にあることから、本来はスチールヘッド&サーモン用のリールとして開発されたものだと思います。

続きは内部機構についてです


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TIBOR REEL The Riptide [フライリール "Fly Reel"]


"Tibor The Riptide"を構成しているパーツ(10円硬貨は解体用ツール)

前回のブログで、ちょっと意味があって・・・、って書いていたのは、
今回、このリールを取り上げたかったからです。

この"The Riptide"を含む"TIBOR REEL"は、おそらく現時点でベストセラーになっているソルト用フライリールだと思います。

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BOGDAN 200 SALMON [フライリール "Fly Reel"]


Bogdan Model 200 Salmon Reel

ちょっとした意図があって、ボグダン・サーモンの内部構造をまたも公開(笑)
今回は"Model 200"です。
WWⅡ以降の複雑リール(っても、時計に比べりゃたいしたことないけどね)としてはチャンピオンかな。
複雑フライリールの王様と言えばもちろん"E. Von Hofe"のマルチプライヤー・サーモンリールですけど、売っちゃったので手持ちにはありません(汗)

ところでこのボグダン、部品点数はいくつになるんでしょうか?

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小さいのと、大きいの、Alchemy Model 44 と、 Tibor The Gulfstream [フライリール "Fly Reel"]


Alchemy Model 44 と Tibor The Gulfstream

新品のリールを買うのって、もう何年ぶりなんだろ(笑)ってぐらいひさしぶり。

海フライをやり始め、必要に迫られて#12を巻けるリールを手持ちで探したのだけれど、いくら何でも80年も前のTHE "PERFECT"を使うわけにもいかないし、BOGDANも部品構成がけっこう華奢なので海のランナー相手に使うと潰れそうだし・・・。

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Hardy Perfect 1920's の足を・・・ [フライリール "Fly Reel"]


思案の末、オリジナルだったフットを削ってしまった。

魔の数字は、全長64㎜。

この時代の"Prefect"は、ストレートブラスフットで長さが70ミリほどあるんですね。で、現代の竿のリールシートには入らないことが多いんです、っていうかほぼ絶対に入らない。この後のリブドブラスフットになると足が短くなるんで、厚さはともかくとして長さ的には問題がなくなるんですが・・・。

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Saracione Deluxe Salmon & Steelhed Reel [フライリール "Fly Reel"]


Saracione Deluxe Salmon & Steelhed Reel 4"

スペックは、DT10 Salmon Line + 150yd. 30#. 11.3oz. いわゆるフルサイズサーモンリールですね。
重さにメゲないで愛用しているPAYNE 226 13' Two Handed Salmon Rodには、大英帝国メイドのParfectよりもこちらの方が似合うかな?ということで手に入れたものです。

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